子どもと一緒にお出かけして楽しめる場所。
あまり暑さ寒さが関係ないし、赤ちゃんも小さな子どもも目のまえで動く海の生き物にじーっと見入ってしまうので、私はとても水族館が大好きです。
今回の行先は福岡県福岡市東区『海の中道 マリンワールド』山口県下関市『下関市立しものせき水族館 海響館』と大分県大分市『大分マリーンパレス うみたまご』の三つ。
あ~ワクワクします。それでは私のおススメポイントです。
海の中道・マリンワールド
マリンワールドは2017年リニューアル。コンセプトが九州の海という壮大なものになりました。
で、マリンワールドといえば『夜のすいぞくかん』でしょ?というくらい、夏の時期の夜間営業が有名。今年度(2021年)もがんばって行ってくれるということなので楽しみです。
イワシのショーをぜひ見てね
外海大水槽で行われる『イワシタイフーン』
イワシって群れになってガンガン泳いでいるんですがそのイワシさんたちが大きな竜巻のようにぐるぐると泳ぐ様子が見られます。
海の壮大さが感じられて、子どもも大人も目が釘付けになること間違いなしです。
この、イワシさん、夜のすいぞくかんでも、キラキラと輝いて、「イワシってこんなにきれいな魚なんだ。」と感動します。
パクパクイルカをしてみませんか?
『かいじゅうアイランド』へ行くとイルカのエサやり体験ができる。
これは、ありそうで他ではないイベントなので、マリンワールドへ行くなら「子どもにはぜひさせたいなぁ。」と思います。
事前予約がいりますが、ひと手間かかっても体験している子どもたちがとても楽しそう。3歳以上なので大人も、もちろん大丈夫。そう、私もマリンワールドに行くなら…。と思ってます。
同じ、かいじゅうアイランドにいるペンギンたち。文句なく可愛い。よちよち歩きする姿に子どもたちも喜びます。
ペンギンが、芝生の上でのびのびよちよちなんてなかなか他では見られないです。
さかながとんでます
曲線に天井に向かってのびる『玄界灘水槽』
光が上から射してきて、魚が飛んでいるように見えるんです。
これは、すごい。玄界灘の荒波が時々おこって「ざぶーん。」と魚が海流にもまれる様子は海の中を子どもに見せるのに最適です。
こんな風に玄界灘ってなってるんだ…。お魚美味しいはずだわ。と、大人目線で見た、私でした。
語りつくせぬ魅力
他にないおススメポイントをあげたので、大好評のイルカのショーやラッコ。スナメリの「バブルリング」には触れていませんが、もちろん言うことなしの素晴らしさです。
お弁当をもっていって館内で飲食OKですが、イルカプールを眺めながらのイルカのパフェやペンギン天うどんもいいかも?
授乳できる場所は館内は1か所です。授乳が必要な方は余裕をもって行かれることをおススメします。ミルクをつくるお湯はもらえます。
もちろん、ベビーカーレンタルOKです。(最初に500円いります)
しものせき水族館・海響館
ここ、下関市立なんですよ。市がこんな素敵な水族館作るなんて…。子どもを連れて、どんどん行かなきゃもったいない。
ここのコンセプトは『海のいのち 海といのち』市民が誇れる優しい水族館。
ふぐではなくて『ふく』
下関と言えば『ふぐ』なので、「ふぐについては世界一の水族館といっても過言ではない。」と私は思います。(調べたら本当に世界一でした。)
本来、下関では縁起を担いでふぐではなく『ふく』と言いますが、ここでは紛らわしいのでふぐと言いますね。
皆さまが大すきな『虎ふぐ』に始まり、箱ふぐ、かなとふぐ…ふぐって10科、約440種がいるんだって…。マンボウやハリセンボンもふぐ。
というか、スタッフの皆さんの「今日の押しふぐ」なんてある時点でふぐLOVEが伝わりますね。
海響館のHPには『ふぐマニアの部屋』なんてのもあります。
新幹線などに、ものすごく詳しい子どもがいたりするんですが、ここの水族館に通っていると、ふぐ博士になる子どもが出てくるんじゃないかと思います。
みんなおいでよ。ペンギン村に
私、旧下関水族館時代からのファンなんですが、当時から「ペンギンさんがたくさんいる水族館だなぁ」と思っていました。
そして、海響館になったら、ついにペンギン村ができちゃいました。
このペンギン村は日本最大級のペンギン展示施設。キングペンギン・マカロニペンギン・フンボルトペンギン・南イワトビペンギン…。
2021年に生まれたキングペンギンの赤ちゃん…赤ちゃん?というくらい大きいです。さすがキングペンギン。
名まえは『セシル』ちゃん。ペンギンって男の子か女の子かわかりにくいため、飼育員さんたちがどっちでもいい名まえにしたんだそうです。
ペンギンの泳ぐ様子がまるで空を飛んでいるように見えるショーもあるので子どもが大喜びすること間違いないです。名付けて『ペンギン大編隊』
オタリアの見分け方
ここのスタッフさんのこういう観点大好きです。2匹いるオタリアの見分け方を教えてくれます。
子どもってこういうの大好きですよね。間違い探し的な?でも、言われてみてじっくり見ると確かに違うんです。
横顔がスッキリとか?鼻が白っぽいとか?ひげのくるんくるんの仕方が違うとか?
私たちにもわかるように、教えてくださっているので一生懸命に見分けようと頑張ってしまいます。
ゴマフアザラシとスナメリ編もあったそうですから、スタッフさんにたずねてみるのもいいかもしれません。
イルカとアシカのショーは、ばくショー
大規模感はありませんが、トレーナーさんたちの言葉かけのうまさに脱帽。口コミでも大絶賛です。文字では言い表せないのでぜひ現地でお楽しみください。
ただ、単にショーを見せるのではなくショーをしているイルカさんやアシカさんのことも考えて1回1回の構成が状況を見て少しずつ変わっているのだとか…。
しっかりとした考えにに基づいて行われているから安心して笑って見られるんですね。
マリンパレス『うみたまご』
水族館の老舗中の老舗。行くたびに規模が大きくなっていく。今現在も進化中の水族館。
私が子どものころからマリンガールによる魚の餌付けがあってたんですよ。
別府湾が広がる素晴らしい絶景は高崎山とのコラボレーションで大分県の一大観光地です。大分に温泉に行くならお子さんが絶対喜ぶので立ち寄ってくださいね。
コンセプトは『動物と仲良くなる』
イベントに合わせて
ここの面白いとこは、年間のイベントに合わせての展示があること。
2021年丑年には水槽の中に牛の可愛いフィギュアが飾ってあったりウシにちなんだ名まえの海の生き物がいたりしました。
私たちにお馴染みの『ブラックタイガー』は和名を『うしえび』というんだそうで、ここでは大切に展示されていましたよ。
また、縁起がいいということで金ぴかふぐ『金剛フィッシュ』が七福神と、見た目がアマビエに似ている『ダーウィンジョーフィッシュ』も年始にはドーンと展示です。
クリスマスなども可愛い装飾がされた展示ブースがありますので、楽しみにされて出かけられるといいですよ。
イルカもいいけどセイウチもね
イルカのショーもめちゃくちゃ楽しいですが他にないもので、私のおススメと言えば『うみたまパフォーマンス』のセイウチ。
投げキッスや腹筋が可愛いんです。迫力のある?顔でも女の子らしいです。
トレーナーさんとの絶妙なやり取りが「日本語理解してるのではないか?」と思わされます。ほんわか暖かな感じもお子さん向け。ショーの後にはなんと。セイウチとのふれあいタイムがあります。
セイウチと触れ合った私の感想…でかい、かたい、可愛い。
とてもなつこいので、お子さんも安心してふれあうことができますよ。
おさかなプロダクション
これこそ、私が子どものころからあって何度見ても飽きず、うみたまごにいったら時間を調整して必ず見るものです。
テッポウウオの射水実験、電気ウナギの放電、ハリセンボンのサッカー。お魚たちの持っているパワーにワクワクします。
人間がホールの真ん中に立ってぐるっと回りながら水槽を見ていきます。
あそびーち
水槽をなくした水族館『あそびーち』は今までの水族館のイメージをガラっとかえます。
ゴマフアザラシが、お母さんになったとのことで2021年6月現在では一部、入ることができなくなっています。
それは、そこに住んでいる動物たちのことを本当に大切にしているということです。
それでも、イルカやペンギンが近くにいて、同じプールに足を付けることができる環境というのは半端なく楽しい。
JOYおススメの海洋動物
子どもが何でかわかりませんが、喜ぶ海洋動物を最後に一つ、シェアします。
それは『チンアナゴ』です。あの出たりはいったりするのが面白いんでしょうか?どこの、水族館でも前には子どもがいる…。グッズもなかなか多いですし…。
私もアイマスクにチンアナゴ柄を愛用しております。
海の生き物は奥が深いので何度水族館へ行っても興味は尽きません。ぜひ、お子さんと楽しんで下さいね。