自分は新体操の経験も知識もゼロ、しかも、職業はマジシャンなのにフェアリージャパン(新体操)のコーチになってしまった人がいます。
10月11日の「激レアさんを連れてきた」で紹介される志村祥瑚さんです。
しかも、世界大会でフェアリージャパンに金メダルを取らせちゃったというから驚きですね。
どんなきっかけで、マジシャンからコーチになったのか?どんな経歴の方なのか?
めっちゃ気になったので調べて見ました。
ご一緒に見て見ましょう。
志村祥瑚さんのプロフィールと経歴
志村祥瑚(しむらしょうご)さんは、1991年に東京都で生まれました。
ご実家はお医者さんで、小さなころからご自身も医者になると思って育ちます。
しかし、10歳の時にお父さんが趣味でしていたマジックの魅力に取りつかれます。
まぁ、子どもは環境ですから、お家がお医者さんなら志村祥瑚さんが物心つくときには医者になると思っていても、お父さんの趣味のマジックにはまっても、何ら不思議はありません。
超エリートのとんでもない経歴
志村祥瑚さん、高校の部活はマジック部、1日のほとんどをマジックに使っていた…。
ここまでは、良くある話。
とんでもないのが、通っていた学校。
なんと、慶應義塾大学付属高校。
偏差値76。高校の倍率3.0。
お医者さんの家ですので、もしかしたら慶應幼稚舎からのエスカレーターかもしれませんが…。
志村祥瑚さんはマジックばかりしていたというにもかかわらず、大学は慶應義塾大学医学部にストレートで受かっているんです。
慶應義塾大学医学部…偏差値72.5ですよ?(2021年現在)
慶應義塾大学の中でも最も難しいところです。
※高校と大学の偏差値は差があって、大学の偏差値は数字が幾分低くなります。つまり、72.5に+10くらいが高校の偏差値と同じくらいになると思ってください。
ハリウッドでマジックの修行
さすがにマジックばかりしていたので、大学で留年しました。
そうしたら、時間ができたとばかりにアメリカのUCLAに一年間語学留学。
ハリウッドの「マジックの殿堂」で修業します。
私は超のつくお金持ちの上に、ご両親がめちゃくちゃ理解のある方なのだと思います。
その成果があって?ラスベガスのジュニアマジック大会でクローズアップ部門で優勝します。
マジックか?医者か?
マジックにのめり込んだ志村祥瑚さんでしたが、さすがに、医学部をやめてまでマジシャンになる道を選ぶ勇気が持てなかったと言います。
それはそうだと思います。
そんな時に図書館の精神医学の本で「マジックと精神医学は折り合いがつく」ということに気が付きます。
ここからは迷わずに精神医学の道を選び、みごと、精神医学医となりました。
…これもすごすぎる。お医者さんにちゃんとなったんですよ?
どこをどうしてフェアリージャパン?
人間の節目や転機というものは、こういった偶然が起こってなるものだというような、運命の出会いが志村祥瑚さんにも訪れます。
2017年、志村祥瑚さんはマジシャンとしてTV番組「スッキリ」に出演しました。
それを見ていたのが、フェアリージャパンの強化本部長である山崎浩子さんです。
志村祥瑚さんの経歴を見て「面白い‼」とすぐに連絡を取りました。
確かに、マジシャンであり精神医学の第一人者なんていう経歴は他に持っている人はいません。
でも、これに「ピン‼」とくる山崎浩子本部長って…。この方もただモノではありませんね。
世界選手権金メダルに貢献
志村祥瑚さんが就任したのは、フェアリージャパンのメンタルコーチ。
フェアリージャパンに年間3~4回の指導をしています。
ここで重要なのがマジックで使われる「思い込み」の世界です。
どんなときも、「結果を重視するより、素晴らしい演技を重視する」
選手が自分の価値を見出し成功へつながるように教えているのだそうです。
この、メンタルの成果もあって
2019年には世界選手権・種目別ボール団体で史上初の金メダルを獲得しました。
志村祥瑚さんマトメ
マジシャン志村祥瑚さんはお医者さんの家に生まれました。
10歳の時にお父さんの趣味のマジックに魅せられ、マジックにのめり込みます。
小さなころから、医者になると思っていたため一時期はマジックか医者か悩みますが、マジックが精神医学に通じることに気が付き精神医学医になります。
マジックをしながら精神医学の道でも第一人者となった志村祥瑚さんに、フェアリージャパンからメンタルコーチの依頼が207年に舞い込みます。
志村祥瑚さんは年間に3~4回、フェアリージャパンのメンタルをマジックのお家芸である「思い込み」と精神医学をコラボさせて指導しています。
2019年、フェアリージャパンは見事に金メダルを獲得。
今年は、オリンピックもありましたが、10月下旬には史上初の体操と新体操が一緒の世界大会が北九州市で開催されます。
フェアリージャパンの金メダル獲得と志村祥瑚さんの増々のご活躍をお祈りいたしております。
最後まで読んでくださってありがとうございました。