持っているアラブの民族衣装は60着。
京都や浅草もアラブの民族衣装で闊歩している『中東で一番有名な日本人』鷹鳥屋明さん。
中東への熱い気持ちは感動を覚えます。
そこで、鷹鳥屋さんが語る中東について記事にしてみました。

鷹鳥屋明さんはこんな人
鷹鳥屋さんは実家が神社で『鷹鳥屋』という苗字は母方の実家の神社からとったものです。
『私はアラブの王様たちとどのようにつきあっているのか?』という、アラブの本を出版しているんです。
で、どのくらい中東が好きかというと、AKBのメンバーはわからなくてもオスマン・トルコの歴代皇帝の顔がわかるほどです。
これはスゴイ‼
石油王はいない
「アラブの石油王」という言葉は、日本人にとってはお馴染みのフレーズですよね。
しかし、鷹鳥屋さんの説明によると
中東各国に王族はいるけれど、そもそも、石油は国営。
なので、王族や有力な部族の方は国営石油会社の公務員なんだそうです。
ただ、給料はめっちゃ高い。
それに、若い世代に人気の職業は、やはり中央エリート省庁や石油公社。
何でかというと、付与される権力の幅の大きさと給与に関係しているからです。
鷹鳥屋さんもこの観点からだと『石油王』もあながち遠くはないと言っています。
王族は数万人
鷹鳥屋さん曰く、中東ビジネスをする日本人によくみられるのが「王族と組んでる」アピールだそうです。
しかし、中東で王族は数え方によっては数万人単位でいらっしゃるとのこと。
なので、王族といっても傍流だったり、ほぼほぼ無職だったりする方もいて、そういった方々だと、その気になれば会える機会はあるのだとか…。
反対にアラブの人の方から、中東の事情を知らない日本人に、王族という風に名乗ってビジネスに勧誘するケースもあるから気を付けたほうが良いと鷹鳥屋さんは注意しています。
どうして、中東で一番有名な日本人になったのか
鷹鳥屋さんは、なんとガンダムを作りたいために筑波大学を卒業後、日立製作所に就職します。
しかし、5年間働いた時に『日本・サウジアラビア青年交流団』の募集をみつけます。
もともと、親友から中東の面白さを聞いていた鷹鳥屋さんは、どうしても行きたくて仕方なくなり2週間の有給休暇を取って参加したのです。
この時の職場である、日立製作所の方々には感謝の気持ちでいっぱいだそうです。
面白いからやってみない?
この、2週間ですっかりサウジアラビアにはまってしまった鷹鳥屋さん。
帰国後は『伊藤忠丸紅鋼鉄』へ転職。
難民支援も行いながら、中東諸国を回ります。
しかも、どこでもアラブの衣装を着ているのですから目立ちますよね。
もちろん、『日本・サウジアラビア青年交流団』の外務省の担当の方とも交流を続けていて、中東の大使館のパーティーなどに参加していました。
そんな時に、パーティーで知り合ったバーレーンの副大使やサウジアラビアのインスタグラマーから「面白いからInstagramをやってみないか?」と勧められます。
そこで、鷹鳥屋さんはInstagramで日本の漫画やアニメなどの情報を流します。
ここで鷹鳥屋さんがすごいのは、なんとちゃんとアラビア語で書いているということです。
(ちなみに、アラビア語の他にも、中国語と英語が堪能です。)
鷹鳥屋さんのInstagramはアラブの人たちに喜ばれて、あれよあれよと10万人を突破‼
こうして、鷹鳥屋さんは中東で一番有名な日本人になったのです。
鷹鳥屋さんの語るアラブ
鷹鳥屋さんは『遅いインターネット』というnoteにアラブに関する情報を寄せています。
そのなかで、アラブの衣装を男性と女性で中東各国がどのように違うのか?
サウジアラビアの人がどうして就労に向かない人が多いのか?
中東諸国事情をわかりやすく?『魁 男塾』風に解説したりしています。
特に中東事情の『魁 男塾』風解説はめちゃめちゃわかりやすいので、中東に興味のある方はぜひとも読んでいただきたいと思います。
また、鷹鳥屋さんの『中東で一番有名な日本人』というネームもここの編集さんがつけたようです。
鷹鳥屋さんまとめ
『中東で一番有名な日本人』鷹鳥屋明さんは実は『日本で一番中東を愛している日本人』でした。
アラブの民族衣装を着て、中東でも日本でも活躍しているのは、中東の国々に対する敬愛の気持ちからです。
日本の文化であるアニメや漫画をInstagramで中東諸国に紹介してフォロワーさんが100万人を突破した今もインフルエンサーとして、日本と中東諸国を結ぶビジネスマンとして活躍中です。
鷹鳥屋さんの更なるご活躍を心より応援しております。
最後まで読んでくださってありがとうございました。