ヨット競技の中でも人気の高いセーリング。
そのセーリングで、今、最もメダルに近いと言われている470級（ヨンナナマル）の日本代表・岡田奎樹選手。
岡田選手の経歴や出身高校をWiki風に徹底解説しました。
岡田奎樹選手のプロフィール
氏名…岡田奎樹（おかだけいじゅ）
生年月日…1995年2月2日生まれの25歳（2021年7月現在）
出身…福岡県
身長…170cm
体重…64㎏
家族構成…両親と弟の4人家族
競技歴…20年
所属…トヨタ自動車東日本
学歴…佐賀県立唐津西高校⇒早稲田大学
セーリングでの役割…スキッパー（二人乗りセーリングでのかじ取り役）
セーリングを始めたきっかけと経歴
岡田選手がセーリングを始めたきっかけはお父様だそうです。
なんと、5歳の時からお父様に教えてもらい、どんどんヨットにのめり込んでいったそうです。
小学校3年生の時に全日本OP級選手権大会小学校の部で優勝しています。
その後も、OP級世界選手権、国体、インターハイなどで優勝。
セーリング会の若手代表選手へとなっていきます。
2014年、早稲田大学へ進学。ヨット部所属。
2017年7月、ドイツで行われた「470級ジュニア世界選手権」で日本大学の木村直矢選手とチームを組んで、日本人初の優勝をしました。
2017年1月、JOCの2017‐2018年ネクストシンボルアスリートに選出。
2017年8月、岡田選手はオリンピックを目指すために社会人と組みたいと探した相棒・外薗潤平選手と初の国内大会出場。
2018年6月、W杯マルセイユ大会で3位。
2018年9月、セーリングワールドカップで優勝。
たまたま、あったきっかけが「気を使わなくていい。」という相性の良さで、グングン頭角を現していったんですね。
出身は福岡。高校は佐賀。
岡田選手のプロフィールを見ると「？」となる部分が一か所。
岡田選手は出身は福岡県なんですが、卒業した高校はお隣の佐賀県なんです。
なので、岡田選手は佐賀県が県にゆかりがあり、世界大会で活躍が期待される選手を強化支援する『さがんアスリート』に認定されました。
良かったですね。
オリンピックが延期になった1年していたこと
この1年はレースの機会がありませんでした。
トレーニングの傍らに、岡田選手が外薗選手としていたことは『ヨットの道具の追求』でした。
ヨット競技は道具がモノをいう世界だと聞きます。
岡田選手が言うには「マストはしなやかさで。メインセールは市販のN12－。センターボードはちょっと硬い、ジブは言えない。」のだそうです。
約1年ぶりに実戦で感じたこと
2021年3月の470級世界選手権（ポルトガル・ヴィラモウラ）での成績は総合11位でした。
1年前の世界選手権が延期になるとスペインがロックダウンされました。
その時に艇を放置したまま帰国しなければならなくなったそうです。
2021年3月に使った艇はその時のもので、艇には水が溜まって悲惨な状態だったそうです。
そのため、道具選びはしたけれど成果は確かめられなかったということです。
そのかわり、実戦での感覚のズレをしっかりと思い出せたということです。
オリンピック初出場初金メダルを狙う
大学4年生の2017年に現在コンビを組んでいる外薗潤平選手と全日本470級選手権で初めてチームを組んで、その後すぐに出場したセーリングワールドカップ。
海外からトップチームがくる中で二人が一緒に練習できたのはわずか2回。
二人とも「ちょっとでも良い順位がとれたら」ぐらいの気持ちだったと言います。
それがなんと、優勝したのです。それで、本格的に五輪に向けてチームを本格的に始動したそうです。
岡田選手は2年前のオリンピック内定の時に「じぶんたちの実力は、世界の7位から10位辺りで金メダルを狙える。」とインタビューで答えています。
また、「レースをして結果を残すことが楽しみ。いい結果を残せるチャンスが十分にある。」と今回のオリンピック直前にも言っています。
『金メダルを取れるという自信』を外園選手ともども今までの積み重ねから持っているようです。
素敵ですね。東京オリンピック2020はセーリング470級が熱い‼
キラキラ輝くメダルを期待して、ガンバレ岡田選手。
最後に気になる恋人ですが…
2018年のワールドカップ後のインタビューで岡田選手は自身が6年越しの彼女がいることを告白しています。
榮倉奈々によく似ている方だそうですが、岡田選手は見た目よりも一緒にいてしっくりくる、無理のない人が良いのだそうです。
ちなみにあってみたい人は競泳の北島選手だそうです。
