今、サントリーが熱い‼
新浪剛史さんは、創業以来初の外部からの取締役社長でありながら、サントリーの創業以来の『やってみなはれ』『利益三分主義』を前面に押し出し、ついにコカ・コーラのジョージアを抜いて飲料水1位の座を勝ち取りました。
そんな、新浪さんの経歴と売り上げの部分に焦点を当ててみました。

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新浪剛史さんのプロフィールと経歴
氏名…新浪剛史(にいなみたけし)
生年月日…1959年1月30日生まれの62歳(2021年8月現在)
出身地…神奈川県横浜市
学歴…横浜翠嵐高等学校⇒慶應義塾大学経済学部⇒ハーバード大学経営大学院修了(MBA with honors取得)
身長…182cm
体重…92㎏
職業…実業家・サントリーホールディングス(株)取締役社長
趣味…筋トレ⇒週に2~3回
- 1981年⇒三菱商事(株)会社入社砂糖部海外チーム所属
- 1995年⇒(株)ソデックスコーポレーション代表取締役就任
- 1999年⇒三菱商事(株)生活産業流通企画部外食事業チームリーダー就任
- 2000年⇒ローソンプロジェクト総括室長兼外食事業室長就任
- 2001年⇒コンシューマー事業本部ローソン事業ユニットマネージャー兼外食事業ユニットマネージャー就任
- 2003年⇒ローソンの経営に専念するため三菱商事(株)退職、ローソン(株)代表取締役社長兼CEO就任
- 2014年⇒サントリーホールディングス(株)会社顧問、サントリーホールディングス(株)代表取締役社長就任
華々しい経歴ですね。でも、一つ一つは逆境と苦労の連続だったようです。
まずは、サントリーってどんな会社?
サントリーは1899年創業の『鳥井商店』が前身。
この、『鳥井商店』についてはNHKの朝の連続テレビ小説『まっさん』で創業者の鳥井信治郎氏が主役のまっさんと親しくなって企業を展開するシーンがたくさんあったので、記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
創業当時は葡萄酒の販売をしていましたが、1937年、日本初の国産ウィスキーの醸造と販売を開始。
1963年にはサントリービールの発売も開始します。
サントリービールといえば松田聖子さんの歌と可愛いペンギンを思い出します。
サントリーの社長になったのはどうして?
創業以来4代目の社長である佐治信忠氏まで、親族から社長になっていたサントリー。
なぜ、縁もゆかりもない新浪さんが社長に就任したのでしょうか?
新浪さんがローソンの社長になったのはダイエーが負債軽減のために三菱商事(株)にローソンを売却したからです。
当時43歳という若さの新浪さんがローソンの社長に就任したのは、はたから見ると抜擢だったのですがローソンの当時の経営状態はかなり良くない状態。
その、ローソンの社長就任時に佐治さんとの出会いがありました。
一説では、お二人の大好きなゴルフを一緒に楽しむうちに、佐治さんが新浪さんの紳士的な態度やゴルフに取り組む綿密な戦略を見て「ぜひ、サントリーに」と声をかけたのだそうです。
ローソンの立て直しに力を注いでいた新浪さんは、お断りされたそうですが、佐治さんの粘り強い説得に、2014年、創業以来初の外部からの社長として就任します。
この話を聞いて、天命ってこのようなものなのだろうなぁと思いました。
新浪剛史さんの実績と人柄に迫る
経歴を見ると高校からずっと華やかな道を歩んでこられたように見えますが、かなり至難の道のりだったようです。
三菱商事(株)の砂糖部は巨額損失の部署だった
「三菱商事(株)に入社した」というだけでとんでもないエリートだと傍からは思われますよね?
しかし、実は新浪さんが配属された砂糖部は三菱商事(株)の中で毎年巨額の損失を出す部署だったのです。
新浪さんは中国に出張した際に、当時の中国が砂糖の消費量でいうと日本の10分の1であることに気が付きます。
これを「おかしい」と捉えた新浪さんは中国の砂糖消費量が今後伸びるというビジネスモデルを立ち上げます。
新浪さんの思惑通りに中国で砂糖が売れ始め、三菱商事(株)で初めてっ砂糖部が黒字を出すに至りました。
ローソンの売り上げを7000億円に成長させた戦略
今では、セブンイレブンと並んで国内で1、2を争うほどのコンビニに成長したローソン。
ここも、新浪さんが就任した時は経営状態はとんでもなく良くなかったのです。
就任直後におにぎりの新商品開発に着手します。
開発担当者を一新し、今では普通になった1つ160円の高級おにぎりを開発して、売り上げを一気にのばします。
また、国内を7つのエリアに分け、各地に支社を設置することで、各社に権限を移譲。
Pontaカードで顧客のニーズを把握して細やかな対応を行えるようにしてきました。
その結果、7000億円の売り上げがある大手コンビニエンスストアに成長したのです。
リーダーには人を信じぬく覚悟が必要
何ともカッコいい言葉ですね。
新浪さんは「攻撃してくる人は暇な人」ともおっしゃっています。
つまり、「仕事が充実していて将来に向けて期待感を持っている人は、他人などに攻撃をする時間などない」ということだそうです。
新浪剛史さんまとめ
今、熱いサントリーの社長『新浪剛史』さん。
一見華やかに見える経歴の中で、逆境をチャンスに変えて努力することで数多くの成功を生んできた方でした。
これからも、ますますのご活躍が期待されます。
今年の夏はサントリー!
最後まで読んでくださってありがとうございました。