サントリーの代表取締役である新浪剛史さん。
この、日本を代表する企業サントリーの5代目の社長である新浪さんの年収や報酬、そして、その人柄を徹底調査してみました。

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新浪剛史さんの経歴と予想される年収
新浪さんは代々創業家から社長を輩出してきたサントリーで初めて外部から就任した社長です。
慶應義塾大学経済学部を卒業して、これまでに、三菱商事(株)の砂糖部を黒字に変換させたり、経営難だったローソンを7000億円の売り上げが出るまでに復活させた経歴をお持ちです。
気になる年収と報酬は?
有価証券報告書というものには、年収が1億円を超える取締役がいる場合は、該当者の名まえと金額が記載されるのですが、新浪さんのお名前はありません。
つまり、新浪さんの年収は1億以下ということになります。
しかし、新浪さんの持っているサントリーの株は62.5万株。
推定ですが、この株価が9億円近くになるのではないかと思われます。
セレブには間違いありません。
三菱商事の先輩から教わったこと
新浪さんは、今までに人の何倍もの努力をされてきていますが、その原点にあるのは三菱商事時代に先輩から学んだ二つのことだそうです。
休日の使い方について
新浪さんは先輩に「なぜ休日が二日あるのか知ってるか?1日は勉強し1日は趣味のためだ」
と、教わったそうです。
そう、教わってから新浪さんは、土曜日は毎週自宅近くにある図書館で1日8時間もの勉強に取り組んだそうです。
社内留学の制度を使ってハーバード大学大学院を修了されていますから、並大抵ではありません。
そして、日曜日は高校から続けているバスケットボール。
会社のバスケットボールチームに入って練習や試合に明け暮れたのです。
充実した日々であったように思われますが、なかなか真似ができるものではありませんよね。
朝一番に出社して、夜は最後に帰宅する
二つ目がこの「朝一番に出社して、夜最後に帰宅する」です。
時代は「24時間働けますか?」であったとしても、これもすごいです。
新浪さんは朝の7時に出社して、先輩方のテレックスという今のFAXやメールの前身になる通信機器にきている通知をきって、先輩方の机に置く作業から始めたそうです。
そうすると、先輩方からわからないことを教えていただけるようになり自分の知識が増えていったそうです。
また、先輩方はお仕事ができる方ばかりだったので19時半くらいには帰宅できたそうですが、それでも12時間近く毎日働いていたんですね。
新浪さんご自身は「この教えは最近の働き方改革には一見反するようだけれど、自らの成長の機会を増やすことで確実に実力を養うことができた」とおっしゃっています。
ハーバード大学への留学
実は新浪さん、社内留学制度に挑戦して2度落ちています。
しかも、1次の学力では受かるのに2次の役員面接で落とされるのです。
そこで、3度目は直接ハーバード大学を受験し合格。すると、社内面接にも合格するという事態に…。
これは、自費留学制度が三菱商事になかったために非難を受けることになったそうです。
このことがあってか、大変だったのは留学から帰国してからで、新浪さんを受け入れてくれる部署が見つからなかったのです。
お世話になっていた先輩が迎え入れてくれてどうにか事なきを得たのですが心底困ったでしょうね。
当時の社内では「予想もできないことをやる・先輩とけんかをする・秩序を乱す」と評判だったそうです。
これって裏返せば、「発想が豊かで・はっきりと自分の意見を言い・必要と思ったら概念に縛られない」ということになりますよね。
サントリーの仕事はリラックスやリフレッシュの時間の提供
サントリーはお酒を販売する会社なんですが、新浪さんは「我々の仕事は、リラックスやリフレッシュの時間を提供すること」と言っています。
お酒を飲む人の目的を『楽しむため』と捉え、サントリーの仕事はリラックスやリフレッシュする時間を提供することだと決めて、その考えで売るようにしてから商品の販売の仕方が変わったそうです。
新浪さんまとめ
新浪さんはサントリーの公式企業情報でサントリーが目指すのは「人間の生命の輝き」に満ちた社会の実現と語っています。
また、現代における、様々な問題(環境課題・自然災害・感染症拡大等)においてサントリーが、創業以来目指してきた原点に返り、社会や経済の成長と自然の持続可能性の共生をあげています。
『言うは易い、するは難い』この理念を新浪さんはこれからも信念を曲げずに実践されていくのでしょうね。
それでは、新浪さんの更なるご活躍とサントリーの発展をお祈りいたしております。
最後まで読んでくださってありがとうございました。