12月20日放送の『激レアさん』に出演する415㎞を歩いた望月将悟さんは静岡県静岡市の消防士さんです。
日々、人々の生活を災害などから守る消防士の仕事をしながら、過酷さで世界でも類を見ないと言われる「トランスジャパンアルプスレース』の4連覇を成し遂げました。
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今日は、2016年にTJARで5日をきる前人未到の記録を作って4連覇した鉄人・望月将悟さんについて調べて見ました。
では、ご一緒に見ていきましょう。
本業は静岡市消防局の消防士
望月将悟(もちづきしょうご)さんは1977年9月13日に静岡県静岡市井川で、父・正人さん、母・仁美さんの間に三人兄弟の次男として生れました。
2021年現在で44歳です。
現在は静岡消防局にお勤めで山岳救助に関わっています。
山岳ランナーでもある望月さんにぴったりと合ったお仕事ですね。
家族は奥さんの千登勢さんと娘さんが二人です。
消防士になったワケとその合格倍率
望月さん、今は消防士としても山岳ランナーとしても活躍されていますが、実は高校時代はパワーを持て余して、かなりのやんちゃ坊主だったらしいのです。
といっても、中学では生徒会長もする人望がありました。
この時はどうしてもそりの合わない同級生に売られたケンカを買って退学に…。
いったん町の整備工場で働きますが、復学しています。
そのせいもあって、地元の工業系の高校は4年間通っています。
望月さんは消防士になった理由を、「将来の夢がなかったので何となく勢いで消防局へ入った」とおっしゃっていますが、消防局と言えば地方公務員の花形。
しかも、静岡市ほどの大きな都市になれば、試験の倍率もすごかったのではないかと思います。
ちなみに、静岡市消防局の高卒での受験倍率は令和2年度は7.2倍。
東京大学の理科Ⅲの同年の倍率が3.0ですから、東大より倍率でいえば難しいことになります。
望月さん、お勉強はしっかりされたのではないでしょうか?
消防局に入局後は山岳救助隊員になる
望月さんが優れていると思えるのは、すごい倍率の消防局に入れたことだけではありません。
望月さんは「山に詳しかったから」と言いますが、消防の中でも救助隊というのは最も人気が高く、消防士になった人が憧れる部署。
しかも、山岳専門救助となると山に詳しいだけでなく、身体能力や観察眼、また、とっさのときの判断能力も優れていると思われます。
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)って何?
望月さんがTJARについて知ったのは、ご両親の住む井川に帰省したことがきっかけです。
井川はTJARのレースで南アルプスから、降りてきた選手が通る道にあたるのです。
日本海から太平洋へ日本アルプスの山脈・約415㎞を縦断する最も過酷なこの山岳レースは、
日本海の富山湾から太平洋の駿河湾までを、援助を受けずに制限時間8日間以内で走り抜ける競技です。
望月さんは5日間ほとんど睡眠をとることなく、この距離を走り切り、4回制覇しました。
自己責任・自己完結が基本理念
望月さんが参加しているTJARは全工程を走り切る体力と3000m級の山々を長時間動き回れるだけの知識や経験も要求されます。
その基本理念は「自己責任」と「自己完結」
寝る場所も自身でテントを張って作り、自分の心と体に向き合いながら8日間で完走しなければなりません。
すごい、厳しいですね。
本当に、自身との闘いだと思います。
望月さんのTJARの成績
2010年にTJARに初出場した望月さんの成績は次の通りです。
- 2010年⇒初出場初優勝(5日6時間22分)
- 2012年⇒2連覇(5日6時間24分)
- 2014年⇒3連覇(5日12時間57分)
- 2016年⇒4連覇(4日23時間52分)…驚異の5日切り達成‼
これだけでも素晴らしいの一言に尽きるのですが、望月さんはこの他にも
- 全長235㎞、静岡市1周チャレンジ「AROUND SHIZUOKA ZERO」単独達成
- 2015年東京マラソンで40ポンド(約18㎏)の負荷を背負ってのフルマラソン参加(ギネス記録)
- 2018年TJARで無補給参加完走 を達成しています。
山岳ランナー望月将悟は消防士‼経歴や最も過酷なレースについて調べて見ましたマトメ
『激レアさん』で紹介された望月将悟さんはTJARが行われている静岡県静岡市井川で正人さん仁美さんご夫婦の次男として誕生しました。
高校時代はやんちゃがすぎて退学になったこともありましたが、その後、復学して卒業、静岡市の消防局に入局します。
家族は奥さんと娘さんが二人。
家族で実家に帰省した時に南アルプスから降りてきたTJARの選手を見て、自分の挑戦を始めます。
初出場にして初優勝を飾った後は前人未到の記録で4連覇しました。
地元。静岡で山岳救助隊員として人々の安全を守りながら、大好きな生まれ育った山で挑戦を続けています。
望月さんが今後もお元気で活躍されることを祈っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。