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荻原虎太郎(パラ水泳)wiki風プロフィールや大学を徹底調査してみた

生まれたときから『軟骨肉腫』が右肩にあった荻原虎太郎選手。

『軟骨肉腫』とは骨のがんで、骨肉腫に比べてがん細胞の増殖スピードはあまり早くないとされているものの、悪性のものです。

荻原選手も4歳の時に悪性に転換して手術をしています。

そのため、右の肩と足に障がいが残ってしまいました。


荻原虎太郎選手のプロフィール

名前…荻原虎太郎(おぎわら こたろう)

生年月日…2002年8月13日生まれ18歳(2021年8月現在)

出身地…千葉県千葉市

身長…180cm

体重…69㎏

大学…順天堂大学スポーツ健康科学部

所属…セントラルスポーツ

得意種目…自由形・バタフライ

障がい…運動機能障害S8(10クラス中8の障がいが重いクラス)

好きな言葉…思い立ったが吉日

趣味…七輪、ショッピング、食べ歩き

所属のセントラルスポーツは、あの鈴木大地選手を輩出した、スイミングの名門。

パラリンピックの選手の出場は今回の荻原選手が初となります。

荻原選手の主な戦歴

2018年

  • ジャパンパラ水泳競技大会⇒50m自由形優勝・100mバタフライ3位
  • アジアパラ水泳競技大会(インドネシア・ジャカルタ)⇒100m自由形3位・100mバタフライ3位・400mフリーリレー優勝・400mメドレーリレー2位

2019年

  • ジャパンパラ水泳競技大会⇒100m自由形優勝(日本新記録)・400m自由形優勝・100mバタフライ優勝
  • 日本パラ水泳選手権⇒100mバタフライ優勝・400m自由形優勝

2021年

  • 日本パラ水泳選手権⇒200m個人メドレー優勝(日本新記録)・100mバタフライ優勝

2018年のアジアパラ大会が初めての国際試合です。この時に金メダルを含めて4個のメダルを獲得しています。

この時、わずか16歳での快挙です。

今回のパラリンピックに出場が決まった時のタイムは男子100mバタフライで1分5秒25。

これは日本記録まであと0.5秒というタイム。

荻原選手もこのタイム「自信になった。」といっています。

荻原選手の名前の由来

荻原選手の名まえは『虎太郎』(こたろう)

これには、虎のように強く育ってほしいというご両親の願いが込められています。

大学について

荻原選手野が通っているのは順天堂大学。

そう、箱根などのマラソンなどで有名な大学ですね。

そこの、スポーツ健康学部を専攻しています。

順天堂大学は医学部とスポーツ健康学部の二つの学部からなる単科大学です。


荻原選手の障がいについて

荻原選手の右肩の『軟骨肉腫』は生まれたときには悪性ではなかったようです。

わずか4歳で悪性腫に転換。手術を受けました。

本来なら、真っ直ぐに頭の上まで上がるはずの右腕が上がらなくなり、右脚の可動域も狭くなってしまいます。

荻原選手が水泳を始めたわけ

荻原選手は4歳の時の『軟骨肉腫』の手術で身体機能障害が残ります。

そのため、個人競技であること。

そして、転ぶことがないなど、他のスポーツに比べて比較的安全であることから、幼稚園の年長クラスになった5歳の時から水泳を始めます。

パラ競泳に転向したのは中学からです。

初パラリンピックで感じたこと

レースに負けてもパラリンピックに出場して世界の強豪選手とレースできたことが楽しすぎて笑っていた荻原選手。

18歳の荻原虎太郎は8月25日にあった男子100m自由形の予選に出場しました。

残念ながら全体13位で決勝進出を逃しました。

東京大会で会おう

今回100m自由形で荻原選手の隣を泳いでいたのは中国の楊光龍選手。

荻原選手が2018年のアジアパラ競技大会で僅差

その時に「東京で会おう」と約束していた選手でもありました。

今回は、プールに入った時にグータッチして互いに頑張ろうと励ましあいました。

しかし、楊選手は世界選手権などにも何回も出場している経験豊かな選手です。

実際に泳いでみると後半に一気に引き離されました。

荻原選手も「向こうの技術力が僕を上回っていました。スゴイさを感じました。これはもう普通の努力では詰められない。」と感想を言っています。

荻原選手まとめ

18歳のパラ水泳の新星・荻原虎太郎選手は生まれつき右肩に持っていた『軟骨肉腫』が4歳の時に悪性に転換。

除去の手術を受けます。

そのため、右肩と右足に障がいが残りますが、5歳の時から水泳を始めます。

中学でパラ競技水泳を始め、ぐんぐんと力を付けてきました。

今回の、パラリンピック出場で世界の壁を感じたようですが、それはこれから荻原選手が目指していく高みなのでしょう。

残るバタフライでのメダルを期待して、精一杯応援したいと思います。

ガンバレ‼荻原選手‼

最後まで読んでくださってありがとうございました。