赤ちゃんが5か月ごろになると母乳やミルクの他に食べ物を口からとるようになります。
赤ちゃんが食事をしている大人の様子を見てお口をモグモグ。食べているつもりのお口がとーっても可愛いですよね。
この可愛いモグモグが見られるようになったら離乳食へGOです。
いろいろと離乳食の作り方はあると思いますが、働きながら私が作っていたカンタンで早い離乳食の作り方をシェアします。
炊飯器は超スグレモノ
ということで、まずは、炊飯器の登場です。
【おもゆの作り方】
まず、耐熱容器(小鉢くらいのもの)を用意してください。なければ、アルミホイルをクルクルと巻いて容器を作ります。
- 大人の分のお米をとぐ⇒お米をひとつまみとって耐熱容器に入れます。
- いつものようにお米をセット。
- ひとつまみのお米を入れた耐熱容器の8分目くらいに水を入れます。
- セットされている炊飯器の中央に耐熱容器を置きます。
- いつも通りに炊くだけ
炊飯器のふたを開けたらおもゆができています。
水の量とお米の量の調節で軟飯まで自由自在。大人のご飯を炊くのといっしょに赤ちゃんのご飯も作っちゃいましょう。
これ、とってもとっても便利なんですよ。炊飯器大好きになりました。
お水の代わりに出汁を入れたりお野菜を入れたりしたら簡単に雑炊もつくれちゃうし、アルミホイルに野菜を包んでぽちゃんと入れたらお野菜もご飯と一緒にゆであがっています。
もちろん、お魚やお肉も容器に入れて炊飯器に入れて置くと、副食もできています。
ジャーポットも使えちゃいます(JOYが試してみました)
最近はジャーポットでお昼のお弁当の雑炊を作る事が流行りましたね。
それで、私は離乳食もできるのではないかとやってみました!
もちろん、できちゃいました。
お湯とお米の量を加減しだたけです。おうどんも茹でうどんを使ったら、赤ちゃんが食べられるくらいにトロトロになっていました。なんて、素敵なジャーポット。
離乳食中の赤ちゃんもこれでお弁当ができるのでお出かけに持っていってみませんか?
市販のベビーフードは心強い味方。
今のベビーフードは種類が豊富で見てるだけでも楽しいラタトゥイユなどもあるんですね。
しかも、うちの子が使っていた時より美味しくて安い…。(実際食べてみました。何でも自分で試してみる私です)
いいなぁ。特に、レバーは実際に家で作るとなると手間がかかるし…。でも、レバーは鉄分も多いからできれば食べさせたい。だから、ベビーフード。
レバーの他にお魚の料理が苦手な方はお魚のベビーフード。お肉が苦手な方はお肉のベビーフードを使うといいですね。
炊飯器でゆでたお野菜をベビーフードのスープ等でのばしたり混ぜたりすれば、赤ちゃんの離乳食の進み具合によって食材の固さや大きさも調整できるので、とっても、便利ですよ。
出汁も手作りしたいママに超簡単
野菜スープや出汁はお休みに大目に作って製氷皿に入れ氷のキューブにしてしまいませんか?
そうすると必要な時に必要な量を出して使えます。出汁から1回1回とらなくて済むので時間がかからないです。
野菜のマッシュや茹でた鳥のささ身などもラップで包んで冷凍保存しておくと時間のない時は大活躍。
キューブの出汁にお水と冷凍野菜やささみを入れて、クツクツ煮たら「はい。1品出来ました。」しかも、ちゃんと手作りですよ。
小松菜は茹でずに洗って冷凍
小松菜はほうれん草よりアクが少なく、鉄分が多いので利用しなきゃ。
しかも、この小松菜。洗ってラップに包んで冷凍すれば茹でずに、そのまま、おかゆやスープに入れて使えます。
凍っているまま、パキパキ割るといいですから、楽です。
野菜の中では1年を通して手に入りますし、安いのも魅力的です。
りんごの残りをどうする?
りんごは離乳食の味方。果汁を薄めて飲ませるようになるとフレッシュにしたいけど残りはどうしよう。
まあ、ラップに包んで冷蔵庫に入れておけばいいし、残りはママが食べちゃってもいいんですが。
煮て冷ましてラップ⇒冷凍という方法でりんご一個で二度おいしい使い方ができます。
冷凍したものを半解凍するとシャリシャリしておいしいのでシャーベットにもなります。
離乳食後期辺りからデザートやおやつにつかえますよ。
食材増やした~い(保育園ママ必見)
食べるものを増やしたいけど、ベビーフードにもなかなか見つけられないし「これってどうしたらいいのかな?」と相談を受けることが多い二つの食材があります。
それは春雨と切り干し大根。
相談を受けて「あ~。なるほど」と思いました。それに二つとも買っちゃうと調理は大変だし量は多いし。
でも、保育園と一緒に離乳食を進められている方は避けて通れない食材だから大変です。
そこで試してみました。
まず、春雨はカップスープの具材になっているので、カップスープの春雨を袋のまま出す⇒細かくする⇒ベビーフードのスープに入れる。これでOKです。
次の切り干し大根はスーパーのお惣菜を買って赤ちゃんに食べさせる分量だけ細かく刻んでお湯を足し煮込む。こちらも、これでOK。
もちろん、残りは大人がいただいてくださいね。
離乳食一口シリーズ
離乳食も後半になると赤ちゃんが自分で食べようとしてきます。
その時に、便利なのが『一口シリーズ』何でもかんでも(笑)一口サイズにして小さな小皿に乗せて出していました。
小さな手でつまめるくらいの茹で野菜(炊飯器で炊いたものを切っただけ)食パンのコマ切れ。ラップで握った一口おにぎり。バナナやオレンジも一口です。
マカロニなどはそのままでいいので重宝します。
始めは目の前に出されてもどうしていいか解からないので、大人が、そこからつまんでお口に入れます。すると、「そうして食べるんだ」と覚えて自分でつまんで食べ始めます。
こうやって少しづつ自分で食べられるようになると、大人と一緒に食事ができるので助かりますね。
ちなみに、お味噌汁もうどんも手づかみで食べられるように、冷まして出しちゃいましょう。
全部を渡してしまうとそれは見事にひっくり返すことがあるので、子どもが手づかみしやすいくらいの小さめのお茶碗にメインのお椀から少しづつ食べ物を移して出すといいです。
そうすると、ひっくり返しても少量ですし、子どもも食べやすいので心配ないです。
汁物も同じ要領で自分でお椀を抱えて飲めるように練習。
何度も移し替えるのは、大変と言えば大変なんですが、なくなると「たべた~」とばかりに、ニコニコ顔で満足そうに教えてくれるので、試してみませんか?
こんなスキキライもあります
普通に好き嫌いと聞くと食べ物自体の味やにおいを考えますが、中には料理の仕方や固さなどで食べない場合もあるんですよ。
離乳食が進んでないからと心配して、おかゆのままでいたら食べが悪くなって、軟飯にしたら一気に食べるようになった。
熱いものは食べにくいだろうと、毎回冷ましていたら食べなくなったので、試しに熱いものを冷ましながら食べさせたら食べた。
一口シリーズでよく食べたので続けていたら食べが悪くなったのでステックにしてみたら食べた。
そんなこともよくあるので、いろいろと変えてみるのもいいのではないかと思います。
それでは赤ちゃんとママの楽しい離乳食ライフを応援しています。
たくさん食べて大きくなぁれ。