セーリング470級日本代表の外薗潤平選手。
ヨット競技の選手の中で一番金メダルに近いといわれている『おかほか』コンビです。
外薗選手の経歴やプロフィールをドーンと解説します。
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外薗潤平選手のプロフィール
氏名…外薗潤平(ほかぞのじゅんぺい)
生年月日…1991年3月20日生まれ(2021年7月現在30歳)
出身…鹿児島県日置市
身長…174cm
体重…73㎏
血液型…O型
競技歴…15年
学歴…鹿児島市立鹿児島商業高等学校⇒日本経済大学
所属…日本旅客鉄道(JR九州)
セーリングでの役割…クルー(ヨットを操る)
セーリングはいつから?きっかけは?
外薗選手がセーリングを始めたのは高校時代。
最初は「釣りが好きだったから」県内でたった二つしかないセーリング部に入りました。
それが、セーリングを経験することで「エンジンの力ではなく、風の力だけで走るところに魅了されて、のめり込んでいった。」と言います。
また、「セーリングは自然を相手にする競技で、一つとして同じコンディションがなく、波の高さや風の強さ、いつも状況が微妙に違うので、その時々が勉強になり、競技力の向上につながる。」とセーリングの魅力について語っています。
「なぜ、負けたか?」
外薗選手が協議を続ける中で感じることは「なぜ、負けたか?」だそうです。
ここでも、負けるには必ず原因があって、体力・道具・気象条件などが関わってくると分析します。
その場で改善できることはすぐに行う。
そして、改善することでどんどん、セーリングのスピードが上がってくる。
原因の追求が勝利へつながることに面白さや楽しみややりがいを感じられているようです。
さすが、薩摩の『よかにせ』
今に満足することなく、先を見て努力する姿がカッコいいですね。
東京2020オリンピックの延期で思ったこと。
外薗選手は東京オリンピックの延期が決まった時に「何を目指せばいいのか」迷ったそうです。
その当時は、日本国内はもちろん海外でも、次々とあらゆる大会が中止になり、当時、試合で使用していた470級のヨットを置いたまま帰国を余儀なくされた状態です。
外薗選手の思いは察するに余りあります。
しかし、2021年に延期なのだと気持ちを切り替えたのだそうです。
直前まで開会が危ぶまれた2020東京オリンピックですが、念願の初オリンピック。
外薗選手、ぜひ、大暴れして一番輝く金のメダルにとどいて欲しいです。
セーリングをする前はなにをしていたの?
セーリングでチームを組んでいる岡田選手は5歳のころからお父様についてセーリングの世界に入ったそうですが、外薗選手は全く違うことをしていました。
小学校3年生の時に相撲を始め、中学校では「好きな女の子がいたから」と陸上に転身。
そして、高校生でセーリングを始めます。
しかし、当時はセーリングに詳しい指導者がいないため外薗選手は自力で学んでいたそうです。
そのため、インターハイに出場しますが、40位と成績はふるいませんでした。
職業はJRの車掌さん
外薗選手、ヨットの名門校である日本経済大学に進学して、セーリングは続けていましたが、卒業後は、なんとJR九州に一般入社しています。
セーリングのスポーツ枠で入社したわけではないので、福岡県の飯塚駅の駅員さんとして働いていたそうです。
また、長崎線・佐世保線の車掌さんもされていたとのことです。
この間、約3年間は、働きながら筋トレ。月一、海でセーリングだったそうです。
大きな転機
2015年、そんな外薗選手に大きな転機が訪れました。
ナショナルチームの選考に合格。協議に専念できるようにと、長崎支社総務企画課に配属になりました。
そして、運命の出会いは2017年。
オリンピックを目指すために社会人の人がいいと、当時まだ早稲田大学の学生だった岡田選手がチームを組む相手を探していたのです。
- 2017年…全日本選手権⇒優勝
- 2018年…ワールドカップ・江の島大会⇒優勝
- 2020年…ワールドカップ・マイアミ大会⇒銀メダル
岡田選手とチームを組んだ外薗選手は快進撃を続けています。
年間200日、ロープをつかむ
2人乗りセーリング競技は、一人が「スキッパー」という風を読む係。
そして、外薗選手が担当しているのはロープを扱い艇を操る「クルー」。
体力勝負の「クルー」はロープを握った状態で、全体重をかけます。
特に「ロッキング」という技をするときは海面と平行になるまで身体を倒します。
そのため、当然、手に大きな負荷がかかります。
外薗選手の手は丸まってしまって、半分くらい手を広げられなくなっています。
ロープを握っている時間が長いので、手が握った形のまま固まってしまったんですね。
親指と小指がつかないのだそうです。
最後に恋人はいるのでしょうか?
今のところ、外薗選手の奥さんや恋人についての情報はありません。
オリンピックで金メダルをとってから…というお気持ちかもしれませんね。
さわやかな笑顔と不屈の精神に今後人気沸騰の予感がする外薗選手です。
これからも、活躍を期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。