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ドムドム、絶滅危惧種からの復活・コロナ過でも黒字の秘密を調べて見た

こんにちわ、JOYです!(^^)!

寒い中でも窓を開けっぱなしの保育にも最近は慣れてきましたが、子どもたちに「室内では薄着」と勧められなくなったなあとしみじみ感じています。

さて、今日は最近、『ガイアの夜明け』や『激レアさん』などに取り上げられることが多い「ドムドムバーガー」

検索すると、必ず『絶滅危惧種』の文字が…。

確かに、JOYが高校生(何年前?)のころは、結構見かけていたゾウさんのマークの店舗を見かけなくなって久しいです。

しかし、2018年に藤崎忍さんが入社わずか9か月で社長に就任してからは、他のハンバーガー店では決してお目にかかることができない商品を開発したりハンバーガーを高級店舗で販売したりと老舗の味を出した販売の展開を見せています。

そんな、「ドムドム」は2021年度黒字決算。

興味がわいてきましたので、懐かしさと親しみを込めて調査に行ってみました。

日本最古のハンバーガーショップ「ドムドム」の逆襲

「ドムドム」と言えば2021年で創業51年を迎える、言わずと知れた日本で一番古い番バーガーのチェーン店です。

あのマックより1年早くお店を出しているんです。

なんと1990年頃の最盛期には全国で400店舗を展開していました。

それが、10分の1以下の店舗数27になるなど、『絶滅危惧種』と呼ばれるまでに…。

確かに…。と言っては失礼ですが、元の『ドムドム』は何の変哲もないバーガーショップでした。

藤崎社長は普通の主婦じゃない

そんな、「ドムドム」をイベント参加では即完売、コラボ商品は大ヒットの人気バーガーショップに変身させたのは

2018年に代表取締役社長に就任した藤崎忍さんです。

この方は、39歳まで専業主婦だったために、そこの部分が大きく取り上げられています。

でも、よくよく経歴を追ってみると

  • SHIBUYA109 のアパレル店の店長で店の売り上げを倍増させる
  • たまたま見かけた空き店舗で居酒屋を開業すると人気店になる…等

ちゃんと、「商い」を実体験されてきた方なんですよね。

最初はドムドムで商品開発に関わっていて、あの「手作り厚焼き玉子バーガー」を開発しています。

「ドムドムの逆襲」をチラッと見せていただいたのですが、

発想がかなり豊かで、人の気持ちに寄り添える気遣いの方とお見受けしました。

よく、履歴見たら…元政治家の奥さんでした。

あ、納得です。


口を出すところと任せるところ

藤崎社長を調べていたら、やはり気遣いが素晴らしいです。

そして、何か一つでも誉める・自分の気持ちを描いた手紙をお店へ出してスタッフ全員に見てもらう・お客様にもスタッフにも感謝する。

これは出来そうでできないことだと感じました。

店舗に顔はだすが、厨房に入って口出しはしない等、各店舗の店長さんに任せているところは任せるといったスタンツも素敵ですね。

2021年売上前年度比109%、絶滅危惧種からの復活

2019年の「丸ごと‼カニバーガー」の大ヒットは記憶に新しいですが、「ドムドム」の逆襲はそれにとどまりません。

2021年9月にはなんと「丸ごと‼カレイバーガー」が誕生しました。

だいたい、売り上げが良くないからと「ドムドム」にはフィッシュバーガーなるものがない。

それに代わるものとして魚介類のバーガーを出しているとのことなんですが、

この「丸ごと‼カレイバーガー」カレイのサイズが約20cm。

ヒレもそのままだし、バンズに入ることをはじめから放棄しています(笑)

何といっても2021年12月までのリツイートが半端ない破壊力の60000件。

あ、でも、JOYもこの「丸ごと‼カレイバーガー」見たらリツイートしたくなる気持ちわかります。

高級キャッシュレスバーガー店「TREE&TREE´s」

2021年8月に東京・新橋にオープンした「ドムドム」の新ブランド「ツリー・ツリーズ」

和牛100%パテと米粉バンズが売り。

しかも醤油・ワサビ・しそがフレーバーになっています。

店内が通常のハンバーガーショップとは異なり、お酒も提供しているところが新橋ならではなのでしょうか?

また「ドムドム」以外にもハンバーガーショップで行っているお店はありますが、ここは完全にキャッシュレス。

ハンバーガーショップでは、まだ、珍しいですよね。

藤崎社長は「ドムドム」本体ではできないことを、この「ツリー・ツリーズ」で積極的に取り入れていっています。

袋の有料化やバイオマス原料使用のストローの導入、イートインでの食器の使用などです。

それにここでは変わり種の「ドムドム」ならでは?

「厚揚げバーガー」も提供されています。


カレー専門店「ドムドム」?

こちらは「ツリー・ツリーズ」でできた切れ端の肉を無駄にすることなく使い切るために生まれた店舗ということですが

初日から列をなす大人気店。

9席だけのこじんまりとしたお店なのに、1日200食も提供する日があるそうです。

いやはや、「ドムドム」は今ではやることが全てうまくいく大人気店となっています。

お客様に寄り添って行きたいからできたマスク

「ドムドム」のマーク、どむぞう君の入ったマスクが昨年のマスク不足の折に「ドムドム」の店舗に並んだのをご存じの方もいらっしゃるかと思います。

これは、藤崎社長がコロナ過でも働いてくれる「ドムドム」のスタッフのために作ったマスクなんですが、

スタッフの安全を考えたときに、お客様の安全が大切だと考えて提供を始めたものです。

でも、あまりのヒットに店舗販売ではかえって密を生み出ことになるのでネット販売に切り替えたという一品でもあります。

ドムドムは本当に絶滅危惧種?コロナ過でも黒字の秘密を調べて見たマトメ

かって、『絶滅危惧種』と呼ばれた日本最古のハンバーガーショップ「ドムドム」は

藤崎社長を迎えて不死鳥のように復活。

数字だけではなく、お客さまに寄り添い100周年も愛され続けるハンバーガーショップを目指して、「ドムドム」は逆襲街道をまっすぐに突き進んでいます。

これからも「ドムドム」と藤崎社長から目が離せませんね。

それでは、今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。