2021年8月21日の『人生の楽園』に出演される岩崎華枝さんは房総で唯一のキャットシッターです。
『キャットシッター』って耳慣れない言葉ですよね。
実は、猫大好きな私も初めて聞きました。
「それって何なの?」と岩崎さんとキャットシッターについて調べて見ました。
岩崎華枝さんがキャットシッターになったわけ
岩下さんは東京、八王子の出身。
1968年5月28日生まれの55歳です。(2021年8月現在)
2014年に南房総市に来るまでに東京都大和市でご主人の覚さんと9年間パン屋さんをしていました。
それまでも、製版、タウン誌広告営業、製造、ホームセンターのペット用品売り場で働いていました。
野良猫「ぱんさん」との出会い
岩崎さんはもともとは犬派。
というのも、ご実家が犬を飼っていたからです。
ですから、岩崎さんも犬を飼うつもりでした。
しかし、ある日、経営していたパン屋さんの裏に野良猫を見つけます。
その、野良猫は弱っていて岩崎さんは見過ごすことができませんでした。
保護して家族に迎えます。
それが、今の岩崎さんちの猫「ぱんさん」です。
パン屋さんの裏で保護したから「ぱんさん」なのでしょうか?
『たまはな』の開業
ぱんさんを保護して家族になった後、ご主人が『猫と暮らせば』という本を買ってきます。
これは日本のキャットシッターのパイオニアである南里秀子さんの本です。
これをきっかけに、初ねこ倶楽部、老猫専科などの南里さんのセミナーに参加。
そして、「キャットシッター育成講座」を受講。
南房総市に移住して2018年7月22日キャットシッター『たまはな』を開業しました。
この間に、ぱんさんの他にもう1匹猫の家族が増えています。
キャットシッター『たまはな』
キャットシッター『たまはな』は南房総市にあります。
飼い主さんの仕事や入院・旅行など様々な理由で、お世話ができない状態の猫ちゃんたちを代わりに自宅へ出向いて行ってお世話をしてくれます。
猫は自分の縄張りが一番落ち着く
どうしてキャットシッターが必要かというと、猫は自分の縄張り意識がとても強い動物です。
ペットホテルや病院を嫌う子がとても多いのです。
家猫さんは自分の家にいるのが一番落ち着きますし、変に居場所を変えると病気になってしまうこともあります。
そこで、飼い主さんのお留守の時はキャットシッターの出番です。
キャットシッターのお仕事
キャットシッターは飼い主さんが留守のお宅に鍵を預かって行きます。
- 猫のご飯の世話
- 猫のトイレ掃除
- 猫とおもちゃで遊ぶ
- コーミング(猫の毛を櫛で整えること)
- 猫の健康チェック
- 猫の緊急通院⇒オプション 1時間1080円
- 猫さんと暮らしているワンコの散歩⇒オプション
すべて、猫の個性や体調に合わせて行うそうです。
そして、カルテを書いて飼い主さんにお知らせします。
これなら、飼い主さんも安心ですね。
私の家の周りにもキャットシッターさんがいるといいなぁ。
『たまはな』の料金は?
キャットシッター『たまはな』
住所…千葉県南房総市本職1829
電話…070‐3616‐0087
基本料金…1回2700円(2匹まで)3匹目からは1匹ごとに570円加算 滞在時間1時間
交通費…1㎞ごとに50円
カルテ料金…1080円
これだと、うちの場合は猫3匹なので2700+570+1080+交通費=4350円と交通費になります。
思ったよりもリーズナブル。近かったら、何かの時はお願いしたいところです。
キャットシッターの資格
キャットシッターは動物愛護法によって基準があります。
まず、第一種動物取扱業の登録が必要です。
- 半年以上の実務経験
- 関連する教育機関を卒業
- 関連する資格の保持(動物看護士・愛玩動物飼養管理士など)
のいずれかに該当することで動物取扱責任者として申請できます。
どうして、南房総市に移住したの?
生まれも育ちも東京都の岩崎さんなのですが、実は都会の人混みや時間の流れが得意ではありませんでした。
そこで、ご主人といずれは田舎に移住したいとあちらこちらに旅行しながら場所を探していました。
そんな時に「道の駅三芳村」で野菜を買って食べてみると、その美味しさに感動します。
それから、三芳村への移住を決意して物件を探し始めますが、なかなか見つからず、今の家に出会うまで3年かかったそうです。
キャットシッター『たまはな』岩崎さんまとめ
岩崎華枝さんは現在、南房総市にご主人と猫6匹と一緒に暮らすペットシッターです。
東京生まれですが、田舎暮らしがしたくて千葉県の南房総市に移住しました。
ペットシッターになったきっかけは、東京都大和市でご主人と経営していたパン屋さんの裏で野良猫を保護したことから、南里秀子さんの本に出会い、猫に関する様々な勉強を始めたことからです。
猫好きさんには有名なNNNの導きなのかもしれませんね。
これからも、たくさんの猫さんと飼い主さんのために頑張って下さいね。
応援しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。