育児

動物園へ行こう【到津の森公園】・保育士JOYの楽しみ方

動物園は子どもが小さい時には、必ずと言っていいほど皆さん行きますがいろんな動物園でいろんなパフォーマンスがあってとっても楽しいです。

今日は北九州市小倉北区にある『到津の森公園』の楽しみ方をドーンといっちゃいましょう。

三匹のヤギのがらがらどん

いきなりですが、到津の森公園に行って、私の一番のおススメは、北口を入ってちょっと行ったところにいる『ヤギ』です。

到津の森に行って「ヤギのご飯タイム」を見ないのは、とても、もったいないです。

飼育員さんがヤギのご飯をもっていくとヤギたちがぞろぞろと岩の上を歩いて移動します。

その様子は本当に絵本の『三匹のヤギのがらがらどん』

津の森公園さんもこの絵本の世界をモチーフにしているというだけあって、ヤギの岩の上の移動は圧巻。

ヤギの生態に合った素晴らしい様子に、「ヤギってこんなことをする動物なんだなぁ」と感心します。

これは、日本の他の動物園では見られない光景。ぜひとも、堪能してください。

ヤギのエサやりのポイント

もちろん、ヤギさんたちにはキャベツや白菜の入っているエサをやることができます。

大人気スポットなので日曜日の午後だったりすると売り切れがあります。エサをあげたい方は早めに行かれるといいですよ。

大きなヤギさんが怒涛の如くやってきてエサをあげることが怖い方は、メインの場所のすぐ横手に少し小さなヤギさんの囲いがあります。

柵の隙間からあげられるので、3歳くらいのお子さんの背丈なら自分でできます。

そちらだとエサやり体験しやすいと思います。

ライオンキングも触れるぞ

タイミングが合えばなんですが、百獣の王ライオンがたまーにですが強化ガラスのところにくっついて寝ているんです。

それで、強化ガラス越しにライオンにタッチができる時があります。

強化ガラスといえど、ガラス一枚向こうに寝ているライオンにタッチは勇気がいります。

タッチに行こうとしたときにライオンがサービス旺盛にちょっとだけ動いた…。ということもあります。

私は子どもが座ってナデナデしているところを記念写真に収めましたが…撮ってる私がこわかったです。

子どもは割と平気なので、ぜひ、お子さんに頑張ってもらって1枚。これも、他ではなかなかできません。

ライオン焼き、ご存じですか?

到津の森公園に日・祝日に行くと南ゲート横のショップで『ライオン焼き』が買えます。ライオンの顔の回転焼きみたいなものです。

クリームとチョコ。どちらも美味しかったですので、おやつにどうぞ。

南ゲートは車で行くとずーっと下まで降りて行くことになりますが、南ゲートショップでは動物たちのリアルな絵画も無料で見れます。

なかなか、見ごたえがありますよ。

トラを探そう

トラって密林に生息していることから、ものすごく密林ぽく大きな場所で飼育されているんです。

なので、トラが奥の方でお昼寝中だと、お子さんと、「どこにいるのか見つけてください。」の状態です。

密林の中で狩りをするのに見つからないようにできているトラのシマシマが、効果抜群なので奥の方で黄色い物体が動いたら…「トラさん、みつけた~」です。

同じく密林風獣舎にいます・ワオキツネザル

こちらも、マダガスカル島みたいな感じの素敵な獣舎にいますが、アイアイではなくワオキツネザルです。結構手前まで日光浴に出てきているので間近で見られます。

2~3匹で隣り合わせに座って、お日様の方を向いてのんびりと日光浴している姿には癒されます。餌場も手前に作っているので果物をむしゃむしゃと食べる様子が見られることもあります。

ワオキツネザルは園内の何か所かにいて、それぞれ違った感じで展示されています。

ニホンザルの家系図

猿山って見飽きませんねぇ。

特に春先は、赤ちゃん猿を抱いていることもあって可愛いなぁ。到津の森公園の猿山の横には、到津の森公園のニホンザルたちの家系図があります。

ニホンザルはお母さんが主なので、お母さん猿を中心に何代にもわたって作ってある家系図は見ごたえあります。

猿山に向かって左手にあります。名まえもわかる家系図は見ているだけでも面白くて、飼育員さんたちの愛を感じます。

家系図の写真では「あら、顔がみんな、こんなに違うのね。」と思うんですが、猿山で「あの子はだあれ?」は難易度高いです。こういうのって、子どもの方が得意ですよね。

同じ猿でもチンパンジーは大きい

ライオンと同じく展示獣舎の前が強化ガラスになっているチンパンジー。こちらも、手前に出てきている時があります。チンパンジーって大きいんですよ。

私は、結構、手前で毛づくろいをしているチンパンジーのまったりした光景をじーっと見てしまったことがあって、「目が合ってしまった。」ことがあります。

もちろん、チンパンジーさんにプライベートタイムだと吠えられました。

とても、ドキドキしましたが、「野生の動物と目をあわえてはいけない」という体感ができました。

霊長類って本当に賢い…。それ以来、チラチラとみています。

ゾウのサリーちゃんとランちゃん

到津の森公園のゾウさんのキャッチコピーは『人気ナンバー1』

確かにお休みの日はいつでも人がたくさんいて、ゾウさんのエサはあっという間に完売のイメージです。

エサやり場の前には、子どもでもゾウさんまでエサがちゃんと届くように木のエサやり棒があります。飼育員さんの心配りを感じます。

セイロンゾウのサリーちゃんとランちゃん。二頭とも40歳を越えてるんですよ。ゾウさんは寿命が50~60年らしいから、人間でいうと私より年上になるのかな?

私が若いころはよく2頭で広場に出てたんですが、ここのところ2頭の仲があまりよくないらしく現在は交代で広場に出ています。

今日、広場にいるのはどっちだ?と楽しみにしていきま。

人気はゾウさんには及びませんが…タヌキとモモンガ

森の音楽堂の方に行く山道にタヌキとモモンガがいます。どっちかというとひっそりと…。でも、ここ、登って会いに行っただけあって思っているより楽しいです。

タヌキさん、あまり人を怖がらないのか昼間でもよく見れますし、穴場?なのでじっくりと大丈夫です。

モモンガは獣舎のあちこちに木の箱があって、それを手前から開けられるようになっています。

運が良ければモモンガ寝ているところが見られます。

夜行性なので昼間は見られないモモンガ。なかなか、考えられてる展示方法です。

ベビーカーだとバードゲージの方からはちょっときついかもしれません。

いったん森の音楽堂の方へ行って戻る方が行きやすいと思います。

大連友好大使レッサーパンダ

大連市からの友好大使『レッサーパンダ』とっても、可愛いです。

まるで、ぬいぐるみが歩いているようです。耳のもふもふ感が動物好きの心をくすぐる。

頭上を透明の渡り廊下が通っているのでレッサーパンダが歩いてくれたらラッキーです。足裏まで見られます。

毎回、歩くレッサーパンダに子どもの歓声が上がってます。

到津の森公園のレッサーパンダは長生きさんが多くて、一頭ずつの健康状態とかもお知らせに書かれているなど大切にされていることが感じられます。

同じように可愛いアライグマ

イラストなどでみるとレッサーパンダ?アライグマ?という物もあるくらいです。こちらも負けず劣らず可愛いです。

獣舎前に人工の水路があるのですけど、私は洗って食べるところは未だ見たことないです。

アライグマって洗って食べるわけではないということをここの看板の解説で知りました。

昼間でも若手?のアライグマが活動していますし、かなり身近に見られる展示をしていますので小さいお子さんにいいです。

まだまだたくさん。見どころ満載

到津の森公園は前身を『いとうづゆうえんち』といって地元のバス会社が経営していたのです。

それが、閉園することになり北九州市と市民が存続に向けて頑張った経歴があります。(なので、今も動物たちのご飯の一部は市民の有志で支えています。)

その時に旭川動物園にならい、本来の動物が持っている魅力を伝えるために行動や習性にそった展示をするようになりました。

キリンやシマウマ、ミーアキャットなどはサバンナをイメージした展示になっています。

北九州市へ行ったときは門司港レトロも素敵ですが、到津の森公園もとても素敵ですのでぜひ楽しんでいただけたらなぁと思います。

おまけは大事…トイレ事情

ロバに乗る体験やモルモットと触れ合えるコーナーもあって、一日たっぷり楽しめる到津の森公園。

肝心のトイレとおむつ替えコーナー、授乳室ですが、トイレは園内に程よく点在していますし、おむつ替えが付いたトイレも各トイレに常設。

この部分はやはりお子さんと楽しんでもらいたいという園側の思いが感じられます。

特に、ふれあいコーナーのある中央部はたくさんのテーブルとベンチがあって授乳できる場所もあります。

先ほどライオン焼きでお知らせした南ゲート横もトイレ・おむつ替えと授乳は出来ます。

ぜひ、楽しんでみてくださいね。