童謡って明治の時代になってできたものなんですよ。
こんにちは(^▽^)/
保育士なのにピアノは苦手。もっぱら保育室ではアカペラ先生のJOYです。
でも歌は大好きな私です。童謡って本当にいいですね。
なぜ、童謡がいいのかなぁ?
私が童謡をおススメする理由。大きく分けて三つあります。
- 童謡をたくさん歌ってもらうと、言語の習得率が高くなるのです。
語彙、つまり言葉の数は考える力を育てるために必要です。言葉の数は多ければ多いほど考える力は広がります。
考える力が強いということは学習能力(勉強だけではありません)や理解能力が高いことにつながります。
また、童謡は正しい日本語、美しい日本語の宝箱✨国語力up間違いなしです - 大好きなママやパパに歌ってもらうことで安心感を生みます。
安心して心が安定すると心だけでなく身体もすくすくと成長します。 - 親子のコミュニケーションツールとして、とても良いからです。
もともと、赤ちゃんには「シャワーを浴びせるように言葉を浴びせましょう」と言いますが決してお話が得意なママやパパばかりではないと思います。
そんな方はコミュニケーションをとるのに、童謡を歌うだけですからママやパパの気持ちも楽ですよね❤
同じ童謡を繰り返して歌ってもコミュニケーションには何の問題もありません.
ママやパパに歌ってもらっていると赤ちゃんの興味や関心が音楽へ向いていきます。
すると、ママやパパも興味がわいてきて童謡が童謡を呼んで、みんなで童謡が大好きになっていく⇒レパートリーが増えるからです(^^♪
本当ですよ(〃艸〃)試してみてください🎵
LETS Douyou
少しだけですが季節別に童謡をあげていきますね❤
《春》
- おひなさま…あかりをつけましょ、ぼんぼりに
- はるがきた…はるがきた、はるがきた、どこにきた
- 春の小川…はるのおがわはさらさらいくよ
- ちょうちょ…ちょうちょ、ちょうちょ、なのはにとまれ
- めだかの学校…めだかのがっこうはかわのなか
- ちゅうりっぷ…さいた、さいた、ちゅうりっぷのはなが
- こいのぼり…やねよりたかいこいのぼり
- こいのぼり…いらかのなみとくものなみ
《夏》
- かえるのがっしょう…かえるのうたがきこえてくるよ
- あめ…あめあめふれふれ、かあさんが
- 茶摘み…なつもちかづく、はちじゅうはちや
- みずあそび…みずをたくさんくんできて
- たなばた…ささのはさらさら、のきばにゆれる
- うみ…うみはひろいな、おおきいな
- はなび…どんとなったはなびがきれいだな
《秋》
- どんぐりころころ…どんぐりころころどんぶりこ
- まつばっくり…まつぼっくりがあったとさ
- まっかなあき…まっかだな、まっかだな、つたのはっぱがまっかだな
- つき…でたでたつきが
- 七つの子…からす、なぜなくの
- ゆうやけこやけ…ゆうやけこやけでひがくれて
- あかとんぼ…ゆうやけこやけのあかとんぼ
《冬》
- ゆき…ゆきやこんこ、あられやこんこ
- お正月…もういくつねると
- こぎつね…こぎつねこんこんやまのなかやまのなか
- こんこんくしゃん…りすさんがマスクした
- 豆まき…おにはそと、ふくはうち
- たきび…かきねのかきねのまがりかど
- うぐいす…うめのこえだでうぐいすが
《その他》
- ぞうさん…ぞうさん、ぞうさん、おはながながいのね
- 犬のおまわりさん…まいごのまいごのこねこちゃん
- おかあさん…おかあさん、なぁに?
- しゃぼん玉…しゃぼんだま、とんだ
- しょうじょう寺のたぬきばやし…しょしょしょうじょうじ、しょうじょうじのにわは
- はと…ぽっぽっぽ、はとぽっぽ
- きんぎょのひるね…あかいべべきた、かわいいきんぎょ
どうですか?題名を聴くだけで思い出したものがあるのではないかと思います(^^♪
一番しかわからなくても一番だけ歌っても全然問題ナッシングです。
赤ちゃんとママやパパ以外は聞いていません(笑)楽しく童謡メドレーしちゃいましょう🎵
童謡とわらべうた
ここで、簡単に童謡とわらべ歌の違いについてお話します。
童謡⇒子どものために大人が作った子どもの歌。ちゃんとした楽譜がある。
わらべうた⇒子どもが遊びの中で作って、口伝えに歌い継がれてきた歌。楽譜はない。
なので、わらべうたは地方によって若干違ってきていますし、今後も、歌い継がれていくうちに変わっていくでしょう。
わらべうたもうたってみよう
あそび歌になっているのでお子さんと楽しくしてみるといいですね。
- だるまさん…だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ。わらうとまけよ。あっぷっぷ。
- いっぽんばし…いっぽんばしこちょこちょ。たたいてつねってかいだんのぼって~
- 茶つぼ…ちゃちゃつぼちゃつぼ。ちゃつぼにゃふたがない。ふたがないからふたしめよ。
- 上がり目下がり目…あがりめ、さがりめ、くるっとまわってねこのめ。
- とおりゃんせ…とおりゃんせ、とおりゃんせ。ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ。ちょっと通してくだしゃんせ…。
- 花いちもんめ…もんめもんめ花いちもんめ。あの子が欲しい。あの子じゃわからん。この子が欲しい。この子じゃわからん。そうだんしましょ。そうしましょ。
- かごめ…かごめかごめ、かごの中の鳥はいついつでやる。夜明けの晩に鶴と亀がすべったうしろのしょうめんだぁれ
『花いちもんめ』や『かごめ』『とおりゃんせ』などは元の歌詞の意味を知ると、その時代の情景が物悲しく感じられます。
また、私が紹介した歌詞はママが覚えていた歌詞とは違うかもしれませんが、そこがわらべうたの面白いところです。
ちょっと知ってると楽しい童謡の話
童謡『ちょうちょ』には実は2番もあるんです🦋1番の歌詞も今とは違うんですよ。
1881年の小学校唱歌にはこんな風に載ってます。
♪蝶々 蝶々 菜の葉にとまれ 菜の葉にあいたら 桜にとまれ 桜の花の 栄ゆる御代に とまれやあそべ あそべやとまれ
おきよ おきよ ねぐらの雀 朝日の光の さきこぬさきに ねぐらをいでて 梢にとまりあそべよ雀 うたへよ雀
このちょうちょの原曲はドイツの『幼いハンス』という曲。
『むすんでひらいて』は、なんとルソー作曲のオペラ『村の占い師』という曲が原曲なんです(;^_^A
実は日本は明治になるまで子ども向けの歌はわらべうた以外になかったのです。
しかし、明治になって学校教育法が設定され、音楽という科目ができました。
科目を作ったのはいいけれど、子ども向けの歌も教えられる先生もいなかったそうです。
そこで、急遽、他の国の曲に日本語の歌詞がつけられたんですね~💦
中学校や小学校で滝廉太郎という、日本の有名な作曲家の方を習いませんでしたか?
滝廉太郎さんの『花』はるのうららの~や『荒城の月』はるこうろうの~も始めは小学唱歌として作られたというから驚きです。
今は簡単で楽しい歌がたくさんありますから、赤ちゃんとママとで、ぜひ素敵なミュージックライフを送ってくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧♡応援しています。