『人生の楽園』の登場した遊佐謙司さんは、47歳で脱サラ。
越谷市で『種まきから種取りまでの循環農業』を目指して、日々、農業にチャレンジしている方です。
越谷駅から車で20分ほど走ったところに『遊佐農場』
今回は、そんな遊佐さんの経歴や農業にかける思いを調べて見ました。
遊佐謙司さんのプロフィールと経歴
氏名…遊佐謙司(ゆさけんじ)
1968年埼玉県川口市生まれ
家族…妻と娘3人の5人家族
小学校から高校までは福島県。その後はいろいろ転々とされたようですが、2006年に越谷市に落ち着きます。
職業はインテリアメーカーにお勤めのサラリーマンだったようです。
趣味で始めた農業にどっぷりとはまり、栃木県の農業大学で1年間、農業の基礎を学びました。
2016年に『遊佐農場』を開いて専業農家になりました。
年間100種類の野菜を栽培する
遊佐さんの農場では、年間に100種類もの野菜を栽培しています。
今は夏野菜が旬を迎えていて「トマト・きゅうり・インゲン豆」などがたくさんできています。
主要なものは『露地野菜・麦・大豆』でこれらの作物からつくった製品も販売しています。
遊佐さんのコンセプト
地産地消で循環を重視している遊佐さんの野菜作りは「自然なことを続け、不自然なことは避ける」がモットー。
そのため、遊佐農場では一切、農薬を使っていません。
また、野菜も全部を収穫するのではなく、種ができるまで育てて自家採種しています。
2020年には、遊佐さんが指導して、芋ほり体験などもできたようです。
自分が作るだけでなく土に触れる大切さを提供している方なんですね。
本物の地産地消を目指して
遊佐さんの農業に対する情熱は土づくりや自分で加工した製品を売りに出しているだけではありません。
種まき、栽培、収穫、種取り
いくら、自分の畑で有機農法で育てても、種を購入している農家がほとんどです。
しかも、この種は輸入に頼っているのが現状だそうです。
「もともとの種を民間企業や海外に任せていては、地産地消とはいえない。」というのが遊佐さんの考えです。
越谷で採った種を使って越谷で育った野菜。
それを越谷の人の食卓に並べてもらうことが本当の地産地消なのです。
遊佐さんはそれを『循環する本物の地産地消』とおっしゃっています。
そんな、遊佐農場の野菜はどこに行けば手に入るのでしょうか?
直売所「はやり屋」
遊佐さんの野菜は遊佐農場の公式サイトからお取り寄せができます。
https://yusanoujou.official.ec/
越谷市内なら宅配もあるそうですよ。
遊佐農場の野菜は越谷市の『古民家複合施設 はやり屋』と同じく越谷市蒲生茜の『WAnest』で購入するのみです。
現在は常設店舗になっていますので、『はかり屋』まで行けば、いつでも食べることができまできます。
『WAnest』は出張販売のため土曜日のみです。
ちらっと見たところ、お徳用があったり越谷テイクアウトお徳用MAPクーポンというのがつかえたりします。
はかり屋オリジナル商品
越谷産小麦の「越谷黒うどん」
越谷産六条大麦の「越谷麦茶」
『はかり屋』には農作物の他に、遊佐農場で採れた小麦や野菜を使ったパンを販売していることがあります。
自家培養酵母パン『おやつ工房ひびのや』オーガニック食材を使った『スタンダードベーカリー』のパンです。
また、夏の時期は可愛いかばさんのアイスキャンデーもあるようです。
アイスキャンデーというところが何とも言えず良いです。
他に環境にやさしい石けんなども取り扱っているそうですからちょっと覗いてみたくなりますね。
また、遊佐農場で育てている野菜の苗も販売しているそうですからチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
はかり屋までのアクセス
はかり屋の営業時間は午前11時から午後の6時まで
定休日は水曜日です。
- 東部スカイツリーライン越谷駅から徒歩8分
- 県道52号線、越谷商工会議所から約100m直進。右手。
- 県道52号線、越谷本町交差点から約100m直進。左手。
遊佐農場のクチコミは?
真っ赤な美味しそうなトマト。みずみずしいレタス。
土がついたままのダイコンやゴボウ。
どれも、人気があります。
これも、遊佐さん、こだわりの「無農薬・脱化学肥料・自家採種」から野菜本来のおいしさがあるからなのでしょうね。
遊佐謙司さんまとめ
47歳でインテリアメーカーの会社員から脱サラ。
無農薬で自家採種。本物の地産地消を目指して農業に人生をかける遊佐謙司さんは、年間で100種類以上もの露地野菜を育て販売している、心から農業を愛する方でした。
遊佐さんの今後の更なるご活躍をお祈りいたしています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。