「カッコいい‼」自分もあんな風になりたい。
ゲームの主人公に憧れ、独学で「トリッキング」というアクションスポーツで世界一になった人がいます。
それがDaisukeさんです。
今回はDaisukeさんの練習やそこに至るまでを調査してみました。
Daisukeさんのはまった「バイオハザード」と「乱舞」
「バイオハザード」は1996年の発売からシリーズが何本出ているかわからないほど、世界中で大ヒットしているホラーゲームです。
最新作は2021年5月。
とにかく、ゾンビ相手にガンガン撃ってバンバンのアクションでやっつけるというものです。(めちゃくちゃ簡単に言って「バイオハザード」ファンの方ごめんなさい💦)
その主人公のレオンがDaisukeさんがアクションを始めた理由です。
とにかく、レオンのようにカッコよくなりたい!
当時、Daisukeさんは10歳でした。
年齢的にあるあるなんですが、思っただけで終わらなかったのがDaisukeさんのスゴイところです。
運命‼「乱舞」との出会い
友だちと河原でバク転などをしてレオンなりきりをしていたDaisukeさんが、中学生になって偶然目にしたのは「乱舞」という動画。
これが運命だったと思われるのは「乱舞」はトリッキングを競技として成立させた、トリッキングのレジェンド、アニス・チェウファの物だったのです。
パフォーマンスからトリッキングというスポーツへ
Daisukeさんは中学2年生の時に自分がしているパフォーマンスを人に見てもらいたいと思うようになります。
そこで、たくさんのパフォーマーが自分の身体能力を競う「新宿スポーツセンター」に行くようになります。
ここで、Daisukeさんは自身のしているパフォーマンスとそこに集っているパフォーマーのレベルの差に驚きます。
いろいろなパフォーマーさんと交流を続けるうちにDaisukeさんが出会ったのが「トリッキング」でした。
ここで、トリッキングについて知れば知るほど、Daisukeさんはどんどんのめり込んでいきます。
初めての大会で予選敗退
Daisukeさんのここまでの足跡を見ると、最初から大会でも勝っていたのかと思いましたが、なんと、2015年に初めて挑戦した国内の大会では予選敗退しています。
しかし、これにはワケがありました。
まだ、トリッキングというスポーツ自体が理解されてない中での大会で、「乱舞」で本場のトリッキングを学んで練習していたDaisukeさんは、反対に異種だったのです。
本物がかえっていけなかったなんて、Daisukeさんの悔しさは大きかったでしょうね。
勝負に徹するトリック
それまで、Daisukeさんは自分がしたいと思うことを練習して表現していました。
しかし、大会で勝つには、これができないと勝てないという物があることを知ります。
ここから、自分の好みで技を覚えたり表現したりするのではなく、大会で勝てる練習を始めました。
自我というのは大切ですが、何が必要なのかをしっかりと自分で考え実行したDaisukeさんは素晴らしいです。
ここから、日本王者。そして、世界王者となっていきます。




Daisukeさんの練習方法は?
前にも書きましたがDaisukeさんのトリッキングは独学。
では、どんな練習をしているのでしょうか?
実際に身体を動かす練習は週に3日
全身を使うトリッキングは体の負担も半端ではありません。
そこで、Daisukeさんは実際の練習は週に3日以上はしていません。
残りは、筋力トレーニングとスポーツ選手には欠かせないイメージトレーニングです。
ここで、ビックリしたのですが筋力トレーニングは主に上半身で胸や背中・体幹を鍛えるのだそうです。
ジャンプは足でするものではなく、上半身でひきあげるものなのだそうです。
また、イメージトレーニングは具体的に細かな部分まで頭に描いているということです。
どの、スポーツも筋力トレーニングとイメージトレーニングか欠かせませんね。
Daisukeさんの練習マトメ
「バイオハザード」に始まり「乱舞」に魅了されたDaisukeさん。
自身のパフォーマンスを披露するために言った「新宿スポーツセンター」でたくさんのパフォーマーにあいます。
そこで、「トリッキング」に出会い、ますます夢中になっていきます。
しかし、初めて出た大会は予選落ちでした。
そこから、勝ちにこだわり、自分の練習を変えていきます。
自我を抑え、したいことではなくするべきことを選んだからこそ世界王者となりました。
今は、トリッキングの普及に努めていらっしゃいます。
これからますますの活躍を期待しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。