『売らない店』b8ta(ベータ)JapanのCEO北川卓司さんは、アメリカ・シリコンバレー生まれである体験型ストアを日本に向けて発信した人です。
日本では、体験型ストアの利点を生かして、ガジェットがほとんどのアメリカの本社に比べて、食料品やコスメ、アパレルなど幅広く行っています。
そんな、北川卓司さんの経歴や大学、今までの仕事などが気になったので調べて見ました。

北川卓司さんの経歴
北川卓司さんは学校の名まえはあかしていませんが、東京都庁をグランドから一望できる中高一貫の学校に通われていました。
都心の一貫校。
頭も良いけどお金もあるお家のお生まれですね。
でも、勉強は嫌いだったそうです。
どうも、キライというよりは、その後の経歴を見ると、その気になれなくて取り組んでなかったという方が正しいと思われます。
しかし、大学は滑り止めには受かりましたが、本命には落ちました。
滑り止めだったと公言されているからなのか、大学名はあかしていません。
わかり次第追記しますね。
この時に「勉強が嫌いなら浪人するよりも、合格した大学で一番になった方か良い」とアドバイスを受けて、滑り止めだった大学に入ります。
大学4年間で英語を頑張ると決めた
ここからが、北川さんの素晴らしいところなんですが、大学に入って「苦手な英語を頑張ろう」と決めて本当に実行しました。
学部は商学部。
1年生の夏に1か月。
2年生の夏に3か月。
そして、4年生はまるっと1年間ボストンに留学したのです。
しかも、1年間の留学は留学先の学費は免除だったといいます。
ご本人は「気が付いたら一番だった」と言っていますが、有言実行です。
なんだか、大成される方はこういったところが優れていますよね。
PR会社コスモ・ピーア―ル入社
北川さんは「あなたみたいな頭の悪い学校を出た子は今まで一人も採用したことがないの」と言われたとおっしゃっていますが、なんのなんの(笑)
頭も性格も良くて仕事もできたという、仲間に囲まれているわけです。
北川さんも当然、そこに見合う実力の持ち主であったということです。
しかも、ここにいたのはわずか1年8か月。
この間に、社会人の基礎を教えてもらったので感謝しているとコメントする辺り、北川さんの人格の素晴らしさが伝わります。
IRからロモグラフィーへ…そして社長になる
ご本人が「若気の至りです」というようにコスモ・ピーアールという人が羨むような会社を退職したのは、ヘッドハンティングでした。
北川さんは何社からも誘いを受けます。
その中に、IRのコンサル会社があり興味とあまりの条件の良さに転職します。
しかし、その会社はリーマンショックで日本から撤退。
またも、転職することになりました。
この時も引く手あまた。
この時に給料は落ちても「やりたい仕事」を選びます。
北川さんの趣味の一つである写真をアップしていたロモグラフィーからウエブディレクターへの誘いに入社を決意します。
この時期、北川さんは自分の趣味を楽しみながら仕事ができドリームジョブだったと振り返っています。
そんな、北川さんが28歳になったある日、ロモグラフィーの本社から電話がかかってきました。
それは北川さんがロモグラフィーの代表になったという知らせでした。
右も左もわからない社長職での学び
ここから3年7か月、ロモグラフィーの社長として働きます。
この間にたくさんの経験をされて、一人でできることは限界があることやビジョンの共有やマネジメントが大切であること。
バランスの難しさやコミュニティ運用の大変さなどを体感したと言います。
全部で7項目あげられていますが、JOYの目に留まったのは
「結局、直感でほぼずれない」
という部分です。
これって、確かにと大きくうなずきました。
TOFFLを13回受験
ここで、北川さんは自身がジェネラリストに向いていることに気が付きます。
そこで、MBAの挑戦を決めました。
そのためにTOFFLを受験するのですが、北川さんが満足のいく点数を取るまでに13回受験することになりました。
社長をしながらの挑戦だったため、毎日22時~2時までマックやファミレスで勉強したそうです。
北川さんは自身で決めたことは最後までやり抜く方ですね。スゴイことだと思います。
フランスでMBA取得後はdysonへ、そしてb8taへ
北川さんはフランスで目指していたMBAの資格を取得すると、なんと、dysonに就職します。
この時にまわりからは、社長やってMBAまで取ってどうして、リテールマネージャー?と不思議に思われたそうです。
これは、ごく一般的に皆さん思われると思います。
でも、北川さんに言わせると
「タイトルではなく、自分がどれだけ貢献できるか?自身のテンションがあがるか?」で仕事を選ぶからということでした。
dysonでは5年間働いています。
この時に北川さんは「手に取れる商材」の魅力を感じています。
疲れるくらいたくさんの面接を経て…
北川さんがb8taに入社したのは2019年の11月です。
この時のことを「疲れるくらいにたくさん面接した」と答えています。
オフィスなし携帯なし何もなしで、たった一人でスタートしたb8ta Japanの立ち上げでした。
すぐに、コロナウィルス感染症の拡大があり、今までにはない困難がたくさん北川さんを襲いました。
2020年8月、有楽町と新宿にb8ta Japanがオープン。
北川さんは「多くの方の支えによって」とこの時のことを振り返っています。
この、感謝の気持ちがたくさんの人や物を運んできたのだと思います。
北川卓司(b8ta・ベータJapanCEO)経歴と大学や今までの仕事について調査マトメ
b8ta Japanの北川卓司CEOは自分の意思で決めたことは、最後までしっかりとやりぬく力と周りへの感謝を忘れない方でした。
ご自身のことを勉強嫌いと繰り返しおっしゃっていますが、体験型の勉強は大変にお好きでどんな困難にも負けずにされるとお見受けします。
b8ta Japanの益々のご発展と北川卓司CEOのご健勝をお祈りしています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。