『いないいないばあっ!』
赤ちゃんが満面の笑みを浮かべてくれたら大成功です。
可愛い笑顔に、たくさん癒されます。
さぁ、お家で楽しくあそびましょう。
JOYの何もなくてもあそべるあそび5選
いないいないばあっ!バリエーション
今、すぐできる「いないいないばぁ」は、いろいろとバリエーションが豊富で手を変え品を変えられるから面白いです。
どんな、「いないいないばあっ!」があるのかやってみましょう。
- 手で顔をかくす⇒一番オーソドックス
- 絵本で顔をかくす(赤ちゃんの好きな絵本の表紙など)⇒お菓子の箱のふたとかも利用できます。
- タオルで頭からかくす⇒目の前で頭から隠れることが面白いみたいです。
- 物陰に隠れて顔を出す⇒出たる入ったりして、ちょっと体力使います。
- 後ろ向きから前を向く⇒回った時にバランス崩さないようにしてくださいね。
- 顔の前でかくしている両手はそのままで顔をいろいろな方向から出す⇒どこから出るかな?と期待します。
- 赤ちゃんにオーガンジーなどの軽い布をかぶせてとる⇒たまに赤ちゃんに隠れてもらいましょう。
かくれる方法だけでもたくさんありますが、
- いないいない…から、ばぁまでの時間を長くしたり短くしたりする
- いないいないばぁの声を高くしたり低くしたりする
- いないいないばぁをいうスピードを変える
などなど、してみてくださいね。
たかが、「いないいないばあっ!」されど、「いないいないばあっ!」なのです。
さぁ、「いないいないばあっ!」の達人目指して頑張りましょう!
一本橋こちょこちょ
私は、『一本橋こちょこちょ』は、首の座らない赤ちゃんも『ふれあいあそび』としてできると思います。
園の敬老会で、おじいちゃんやおばあちゃんと楽しんでしてもらっているあそびの一つです。
『一本橋こちょこちょ。たたいて、つねって。階段上って~こちょこちょこちょ。』
赤ちゃんは、手だけでなく、身体全体を一本橋に見立ててソフトタッチで行きましょう。最後は「こちょこちょ」バージョンがいいかな。
2歳くらいになるとおでこをチョンとつつく「あっちいけ」バージョンもよろこびます。
だるまさん、だるまさん
『だるまさん、だるまさん。にらめっこしましょ。わらうとまけよ。あっぷぷ。』
だるまさんって子どものあそびにも絵本にも大活躍のキャラクターだなぁ…。歯を見せない・動かないなどの細かいルールを年齢とともに加えていくと面白さ倍増。
子どもって、笑ってもらいたいばかりに変顔に集中してしまって歯を出したり目をそらしたりしてまで頑張るんですよね。
あがりめ、さがりめ
『あがりめ、さがりめ、くるっとまわってねこのめ』
『め』じゃなくて『くち』でも『はな』でも『かた』等でもできる。最強のあそびかもしれません。
『あがりあし(かかとをあげる)、さがりあし(かかとをおろす)、くるっとまわって(その場でまわる)ギューギュー』
で、抱っこしたら2歳児さんに大喜びされました。
そして、私は夕刻保育の間中『一本橋こちょこちょ』をすることになったのでした。
げんこつやまのたぬきさん
『げんこつやまのたぬきさん、おっぱいのんでねんねして、だっこしておんぶして、またあした』
これは、最後がジャンケンバージョンになってますが、これも、私はことばや動作を色々変えています。「また、あした」でいないいないばあっ!したら1歳児に喜ばれました。
2歳児後半だとジャンケンを覚えるのに、とっても良いですよ。
ジャンケンの勝ち負けが楽しくて1回では終わらないあそびです。
JOYのあるとあそびに便利なグッズ3選
お家あそびに、あると便利なものは風船・輪ゴム・ハンカチの三つ。
単独でもあそべるし組み合わせても面白いです。
風船をポンポンしましょう
私は風船をたくさん膨らませて、部屋にばらまいてカゴに集めてもらうあそびが好きです。
これだと、あんよを始めたお子さんから年長クラスの子どもまで年齢関係なく喜びますし、繰り返してあそべるからです。
また、輪ゴムをながく編んでその先に風船をつけ、天井などから吊るしておくとしばらくはポンポンたたいて楽しめます。⇒これ、実はボールなげの基礎ができるんです。
私は3歳クラスの保育室の入り口に下げておきます。毎日、通るたびにポン。年長クラスになってドッジボールが上手なクラスになります。
輪ゴムで、くものす作り
輪ゴムを二つ重ねてつなげていくだけでいろんな遊びに使えます。
お家の中にはって、くぐったり股ごしたりしてあそぶとかなりの運動量になります。特にハイハイをたくさんさせたい時に私は使います。
大きなクラスでも廊下などに、輪ゴムで作ったゴムひもを張り巡らして蜘蛛の巣をつくっておくと、子どもたちは大喜びです。
どうしたら、くぐっていけるか考えるのも楽しいみたいです。
お家だと2リットルのペットボトルに水を入れてキャップの部分に輪ゴムの長くつなげたものを付けておくと、広げるだけでいいので出し入れがカンタンです。
ハンカチはどっち?
ハンカチが、どっちにあるか子どもに楽しんでもらうあそびです。
用意するものは手のひらに収まるサイズの柔らかい布。(ハンカチでOK)
- くしゃくしゃっと布を丸めてママの手の中に隠します。
- 赤ちゃんの目の前でパッと手を開く。
- ふわっと布が出てくる様子をいっしょに楽しむ。
6か月くらいになると物を隠しても、実はそこにはあるんだということがわかってきます。隠すと『あるはずのものがない。あっ。あった』というのを楽しむようになります。
右手と左手のどっちに入っているか?という隠し方でもあそべますし、赤ちゃんの好きな玩具をタオルで隠してパッとだしてあげるのも喜ぶしママもマジシャン気分が味わえます。
身体を使ってあそぼう・JOYのおススメ3選
百面相してみませんか?
- 楽しい顔⇒ニコニコ
- 悲しい顔⇒シクシク
- 怒った顔⇒プンプン
- 眠った顔⇒スヤスヤ
- おいしい顔⇒モグモグ
など、いろいろな顔を「○○の顔」と言いながら赤ちゃんにして見せるあそび。
身振り手振りも使ってたのしんでください。
1歳過ぎればいっしょにすることもできますし、「○○の顔してみて」とリクエストをするのもいいですね。
このあそびを繰り返しているうちにママはきっと百面相の達人になっていること間違いありません。
くっついたくっついた
ママと二人であちらこちらをくっつけてあそびましょう。
まだ、寝ている赤ちゃんにもあんよが上手になった赤ちゃんにもできるあそびで、優しいふれあい遊びなので私は大好きです。
くっつけるところは『て』『おでこ』『はな』『みみ』…。からだ中のどこでもOKです。
くっついたくっついた。○○ちゃんとママのほっぺがくっついた。ぺたん。
そのまま、好き好き、しましょう。
ぐーるぐる
まだ、ねんね期の赤ちゃんもできます。ママが「ぐーるぐる」と言いながら手を胸の前でクルクルまわします。
- トントントン⇒手を合わせる
- こちょこちょ⇒お腹をくすぐる
- たんたんたん⇒足を持って前後に動かす
簡単で赤ちゃんが喜ぶあそびです。
たくさん、楽しんでね
私はこういった素朴なあそびが赤ちゃんの発達とママとの愛着関係を育てていくと思っています。
なので、私は、赤ちゃんクラスの担当になると『わらべうたあそび』と『ふれあいあそび』は保育参観に取り入れて楽しんでもらっています。
どれも、「あそぶぞ~」と構えてするものではないのでおむつ替えやお着替え、そして、ちょっとした空き時間にあそんで楽しいものをご紹介しました。
時間がある時にしてみてくださったらうれしいなぁ。と思います。
それでは、ママと赤ちゃんの楽しいおうちあそびを願っています。